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スタッフルーム – 身近になりつつあるサラウンド・イマーシブの制作を支えるプラグイン特集

2022.02.18

スタッフ ノンシュガーです。

サラウンドやイマーシブサウンドが身近になってきました。Apple Musicの空間オーディオ制作や、Netflixなど動画配信サービスに併せた映像編集、さらにはLogic ProのDolby Atmos対応などによるサラウンドコンテンツ需要の増加に伴い、多チャンネルに対応したプラグインを探している方も多いのではないでしょうか?

実は先日知り合いのエンジニアの方からお勧めのサラウンド対応のプラグインを教えて欲しいと相談がありました。後日無事問題が解決した!との連絡も貰えましたので、そのときに紹介したプラグインをご紹介いたします!


1.ミキシング、マスタリング向けサラウンド対応プラグイン

Alchemist

Flux::から販売されているコンプレッサー「Alchemist」。最大7.1チャンネルまでのプロセスに対応するAlchemistは100個近くのパラメーターを持っており、通常のコンプレッサーとしての動作はもちろん、5バンドのマルチバンドコンプや、トランジェントのコントロールも行えます。マスタリングでのプロセッシングにはもちろんのこと、多チャンネルでレコーディングされた音響素材の処理にも最適です。

音域ごとの音量を視覚的にも確認ができ、作品全体のトータルトリートメントが用意に行えます。また素材のトランジェントをコントロールするBitter/Sweet機能により、既存の素材から幅広い空間表現も可能。スレッショルドの値をRMS基準にすることもできるので、ラウドネスレベルをベースに編集を行うこともできるスグレモノです。

Alchemist
Epure

同じくFlux::から販売されているイコライザー「Epure」。まず注目すべきは5Hzから20Hzの間を細かく調整できる点にあります。

劇場などでの再生が想定されているコンテンツでは、重低音域にコントロールポイントが必要となるケースがあるため、細かくコントロールできるのは大きなメリットになります。

Epure

さらにEpureなら8チャンネルまでの入出力に対応しているので、サラウンドなどのマルチ・チャンネルの処理が効率的に行なえます。またM/S処理も含めたルーティングを内部で行えるので、1つプラグインを立ち上げるだけで必要な信号処理を一括で行なえます。作成したA/Bパラメータの間をモーフィングもできるので、映像の移り変わりに合わせたオートメーション作成など、作業の時短や世界観を作りだすことも可能です。

Epure
IRCAM Verb

サラウンドやイマーシブでの制作で使用頻度の高いプロセスの1つ、リバーブ。フランスの音響・音楽研究所である「IRCAM」と共同開発されたIRCAM Verbは最大7.1.2chまでの入出力に対応します。またDolby Atmos対応の数少ないリバーブのひとつです。

IRCAM Verb

豊富なプリセットはもちろん細部まで作り込めるパラメーターを備えているので、透明感がありながらもふくよかな空間表現が可能です。

さらに映像作品の音声を編集する上で、便利なのが特定のチャンネルだけバイパスする機能。例えばLFEのみオフにするなど、ソースに合わせた細かい調整ができるので複雑なプロセスでも短時間で行うことが可能です。Decaytimeを周波数ごとにコントロールすることができるので、定位や部屋のサイズ、質感をよる音の減衰を細かくデザインできます。

IRCAM Verb
Paragon

Paragonは、いわゆる普通のIRリバーブではありません。用意されたライブラリの3Dインパルス応答を分析、分解、再合成し、新しい空間のIRデータを作り出すことが可能です。通常IRリバーブを使用するときには、欲しい場面にあわせてデータを読み込む必要がありますが、欲しい空間に合わせてIRを再構成できるParagonならそれも不要。ディケイやルームサイズも単なるデータの伸縮ではなく、演算により行うため人工的なニュアンスになることもありません。

Paragon

またParagonは、Dolby Atmosにも対応。その作業も圧倒的に効率化できます。クロストークはチャンネル間の相互作用を反映するため、例えばモノラルやステレオのソースからでもサラウンド・リバーブを生成することもできます。

Paragon

2. サラウンド対応のメーター

Pure Analyzer

Pure Analyzer Essentialは、拡張パックのPure Analyzer Multichannelを使用することで最大16チャンネルまでのソースの周波数帯域や、定位などさまざまな要素を確認することができます。

4.0、5.0、5.1、6.0、7.0、7.1などの基本的なチャンネル構造はもちろん、シアター向けの配置方法など多彩なスピーカー配置を用意。さらにMetering Optionで、トゥルー・ピーク、RMSだけでなく、ITU-1770/EBU-R128準拠のラウドネス・メーター、メーターとしても活用することができ、放送局やポストプロダクションでの使用にも最適です。

独特のビジュアルによる視覚性に優れた表示も印象的ですが、必要に応じて各ウィンドウの構成も変更できます。またネットワークを経由して別PCで表示を行ったり、スピーカー配置パターンごとの定位をトップ・ビューにて確認も可能です。

Pure Analyzer
VisLM-H 2 Loudness Meter

NetflixのProduction TechnologyAllianceに参加しているNugenAudio社。そのNugen Audio のVisLM-H 2 Loudness Meterは革命的なラウドネス管理ツールです。

通常のラウドネス・メーターはラウドネスの特性上、最初から最後まで音声を通して再生し、その値を見て再調整を行う、といった手間がかかりますが、VisLM-H 2 Loudness MeterはDAWの再生、停止に同期してメーター管理を行います。なので途中で音源を止めたり、途中からの再生を行ったとしてもトータルで正確なラウドネス値を測定することが可能です。

もちろん7.1.2チャンネルまでのソースに対応しているので映画や各種ストリーミングサービスにもご利用いただけます。


3.サラウンドパンナー

イマーシブパンナー IRCAM Spat Revolution

IRCAM Spat Revolutionは最大64chのスピーカーを配置した空間を想定したモンスターパンナーです。サラウンドフォーマットはもちろん、例えば美術館の展示にスピーカーを配置するといった、独自配列規格の作成も行えます。

最大の特徴はチャンネルベースに落とし込んだ際のDolby Atmos、NHK22.2ch、Sony360RAなど複数のスピーカー配置でのサウンドを同時に編集、再生できること。バイノーラルへのエンコードも対応しており、スピーカー配置の難しい環境でのモニターも可能です。

それだけにとどまらず、Avid S6Lなどのライブコンソールと連携することでサラウンドのライブパフォーマンスや、バイノーラル配信ライブにも対応します。OSCコントロールにも対応しているので、iPadや外部デバイスからのコントロールも行えます。

IRCAM Spat Revolution
ステレオ音源を他チャンネルにアップミックス HaloUpmix

既存のステレオ音源をサラウンドやイマーシブサウンドにアップミックスする際には、ぜひHaloUpmixをお試しください。

音楽はもちろん、古い映画などの映像コンテンツなどを蘇らせるときにも、最適なアップミックスを行うことができます。HaloUpmix最大の特徴は人工的なリバーブやコーラスを追加してアップミックスを行っていないこと。独自のアルゴリズムで音声を解析し、自然なアップミックスを生成することができます。定位ごとにアップミックスの広がり具合の調整も可能です。

位相感を保ったままアップミックスを行うため、ステレオから7.1.2chにアップミックスした音源を再度ステレオに戻しても、元音源と遜色のないクオリティを保つことができます。ダウンミックスが必要な環境での視聴が考えられる音源などを作る際に必須です。


4.ヘッドホンでサラウンド以上の音源をチェックできるプラグイン

Nx

最大7.1チャンネルまでのソースをバイノーラル変換し、ヘッドホンやイヤホンでサラウンドモニターを行うことが可能です。さらにWEBカメラや、別売のNX Headtrackerを使用することで、頭の動きに合わせて実際にその空間にいるような定位変化を体感できます。メーターのビジュアルと合わせて、よりリアルな環境で音の定位の確認が可能です。

B360 Ambisonics Encoderと組み合わせることでAmbisonics素材もバイノーラル環境でモニターすることができます。

Nx
IRCAM HEar

Waves NXと同様にサラウンド素材をバイノーラルでモニターできる製品ですが、IRCAM HEarは7.1.2ch DolbyAtomos素材を含む多数のチャンネル配列に対応します。ヘッドトラッキングには対応していないため頭の動きに合わせた定位変化などはありませんが、パラメーター上でスピーカーの入射角や、リスニングの向きを調整することで空間の設計が可能です。

納品フォーマットによってスピーカー配列が「LRC」「LCR」など異なる場合にも、プラグイン内でどのチャンネル番号がどの定位に当たるのかをマニュアルで設定することができます。音源をバイノーラルに変換する際の演算には「KEMAR」というダミーマネキンを使用して測定されたHRTFフィルターを使用しているので、どなたが利用しても音源を立体的に視聴することが可能です。

IRCAM HEar

いかがでしたでしょうか?

今回紹介した製品は実際にはサラウンド対応プラグインの一部です。近年急速に需要の高まったサラウンドコンテンツ、そのワークフローを改善するプラグインをぜひ体験してください。

紹介した製品

Alchemist v3

Ircam Verb v3

FLUX:: Analyzer Essential

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