ルーム・アコースティックと音響特性を、IRCAMによる最新の認知モデルに基づき直感的に操作するリバーブ・プロセッサ
IRCAM Verbがv3にバージョンアップし、AAX Nativeと64bitに対応しました。GPUに直接アクセスするエンジンを採用しパフォーマンスが改善された他、OSC(Open Sound Control)への対応により、iPhone / iPod Touch / iPadにインストールされたTouchOSCアプリなどから、外部コントロールが可能になっています。
IRCAM Verbは、IRCAMの音響・認知空間研究から生み出された、アルゴリズム・ルーム・アコースティック & リバーブ・プロセッサーです。再帰形フィルタによるリバーブ・エンジンを中心に、ルーム・アコースティックの特性と、響きを同時にコントロール可能としました。
最新の認知モデル研究成果を盛り込んだ製品ですが、複雑なアルゴリズムに惑わされる心配はありません。アーリー、クラスター、リバーブのそれぞれをOn/Off可能なメイン部分に加え、空間の特性を調整するオプション部分、周波数帯別に設定可能なディケイ調整部と、明快に構成されたモジュラー設計により、直感的に求める響きに追い込んでいくことができます。
IRCAM Verbは10イン、10アウトにまで対応し、ルーティング・マトリクスにより再生環境にあわせた出力切り替えも簡単にできます。ステレオから、Pro Tools HD 7.1.2 & 7.0.2 Dolby Atmosバスまで、幅広いプロジェクトで使えるリバーブ・プラグインとして重宝することでしょう。
Open Sound Control対応
Open Sound Control(OSC)は、コンピューターやシンセサイザーと他のマルチメディア・デバイス間で通信をするための新しいネットワーク技術です。IRCAM Verbを含むFluxのv3(バージョン3)製品は、 このOSCをサポートし、iPhone / iPod Touch / iPadにインストールされたTouchOSCアプリなどから、外部コントロールが可能になっています。