Audio Modelingとは?
Audio Modelingのミッションは、従来のサンプラー型音源につきまとう特有の制限を乗り越える、マルチ・ベクターかつ表現力の高いバーチャル・インストゥルメントを、コマーシャルな製品として制作することにあります。さらには、この先進的なテクノロジー・ソリューションを創造するだけでなく、ミュージシャンやプロデューサー、作曲家に広め、バーチャル・インストゥルメントの表現を高める演奏方法やライブ演奏におけるソリューションとしてサポートしていくことも重要なことと考えています。
リアルタイムにコントロールできない楽器に価値はあるでしょうか。表現力を持たない音楽を音楽と呼べないのと同様です。これらのシンプルな疑問が、私たちを研究開発へと駆り立てました。かつてない表現力を持つバーチャル・インストゥルメントの開発、それが最終ゴールでした。
この開発を通して誕生したのが、Audio Modeling独自のSWAM(Synchronous Waves Acoustic Modeling)テクノロジーです。これは、革新的なパフォーマンス・テクニック、物理・ふるまいモデリング・コンセプト、そしてマルチ・ベクター/フェイズ同期サンプリング・テクニックを高次元に両立させた技術です。
プロフェッショナル・ミュージシャンによって、幅広いダイナミックレンジでクロマチックに演奏された実際の楽器のサンプルを素材として、SWAMテクノロジーが、本物の楽器とまったく同様の質感と音色を作り出します。SWAMテクノロジーの先進的なプロセッシング・テクニックによって、、ユーザーは異なるベクトル間での持続的なサウンド・モーフィングやインサートすることができます。シンプルに言えば、時間やダイナミクス、ピッチ、フォルマント、サブ・ハーモニクス、倍音など、かつてない幅広さで奏法や表現のコントロールが可能になるということです、しかもすべてリアルタイムで!
SWAMエンジンは、楽器群の特性に応じて異なるバージョンが開発されています。木管楽器・リード楽器と弦楽器で異なるエンジン、SWAM-WはWoodwinds(管楽器)インストゥルメントに、 SWAM-SはBowed Strings(弦楽器)にそれぞれ用いられています。
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