高精細なビジュアルと多彩な機能、次世代リアルタイム・アナライザー・システム
AAXと64-bitに対応したPure Analyzer System sp3が発表されました。数々の機能強化に加えて、スタンド・アローンのアプリケーションPure AnalyzerはMAC OS XとWindowsの64-bitに対応し、SampleGrabberプラグインは、AU/VST 32/64-bit, AAX Native/DSP 64-bitにも対応しています。
Flux:: Analyzer Systemは、ネットワーク上でも他のコンピューターからの信号を受信できるRTA(リアルタイム・アナライザー)システムです。2種類のモジュールを任意に追加することで、特定のフィールドで必要な機能を拡張し、様々な用途のオーディオ分析/計測に使用できます。
分析結果を表示するグラフィックのレンダリングには、GPU効率に優れた2D/3Dグラフィック・エンジンを使用しています。このエンジンには標準的なOpenGLが採用され、グラフィック・カード上のGPUを活用して、オーディオを視覚的に表現する処理を最適化しています。
Pure Analyzer Essentialには、Sample Grabberというプラグインが含まれます。このプラグインをDAWのトラックにインサートすることで、DAWプロジェクト内の任意のオーディオ信号を、解析するソースとしてPure Analyzer Systemに送ることができます。この他にもASIOとCore Audioにも対応しているので、オーディオ・インターフェースを経由した外部からの信号を解析することも、もちろん可能です。
Sample Grabber
Sample Grabberプラグインは、一つのDAW上でも、別々のコンピューターで動作している複数のDAW上でも、必要な数だけインサートすることができます。
Sample Grabberはサラウンドの設定にも対応しています。Pure Analyzer Systemでのネットワーク設定は完全に自動化されており、ユーザーがネットワークの複雑な設定をする必要はまったくありません。
Sample Grabberは標準的なDAWのプラグイン規格(VST、AU、RTAS、TDM(TDMはAvid Venueシステム用)) に対応しています。このプラグインがソースとなる信号をキャプチャーし、ZeroConf/Apple Bonjourプロトコルを使ってネットワーク上の別のコンピューターで動作しているPure Analyzer Systemに解析する信号を伝送します。
ネットワーク間のオーディオ伝送には、サンプルレートが44.1kHzの場合、チャンネル毎におよそ1.4Mbpsの回線スピードが必要です。適切に設定された標準的な100MbpsのEthernetネットであれば、まず十分な本数の信号を扱うことができるでしょう。
96kHzで5.1chのサラウンド設定を伝送しても、20Mbpsしか消費しません。Sample Grabberとアナライザーが同じコンピューターで動作している場合には、ネットワークの限界について考慮する必要はありません。
Pure Analyzer Essential
Pure Analyzer Systemの基幹であるPure Analyzer Essentialは、スタンドアローンのアプリケーションとして動作します。この基本アプリケーションは、ライブ、マルチチャネルの2種類のモジュールを追加して機能を拡張することも可能です。詳しく>>
拡張モジュール
Pure Analyzer Essentialの機能を拡張するために、2種類の拡張モジュールが用意されています(有償オプション)。使用するフィールドに応じて、必要とされるより高度なツールを各モジュールが提供します。これら拡張モジュールを使用するためには、Pure Analyzer Essentialが必須となります。
Pure Analyzer Live:
複数地点でのマグニチュード計測、SPL 表示とキャリブレーション、サンプル精度のディレイ計測、インパルス・レスポンス、伝達関数、位相特性、スナップショットなど、ライブサウンド/設備のシステム計測に特化した機能を追加。詳しく>>
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¥61,200
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