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Reference 4 モニターキャンペーン〜レビュー Kensei Ogata 様

2018.10.11

「魔法のスピーカー・キャリブレーションを体験して、レポートしよう!Sonarworks Reference 4 モニター募集キャンペーン」にご参加いただいたKensei Ogata様より、モニタリング環境の測定、フラットなリファレンス・サウンドにキャリブレートするSonarworks Reference 4、その導入前にあったモニター環境に関する疑問点、導入後の変化や影響について、詳細なレビューをいただきました。

 

Reference 4導入前のモニター環境で
不満や不便に感じていたこと

吸音材もない環境で部屋鳴りや、低音(160Hz付近)の膨らみが顕著でした。モニタースピーカーで机の反響を減らすイコライザーを使用してもブーミーになってしまったり、ミックス中に他の音域が聴き取り辛くなることが多くヘッドフォンで確認することの方が増えてしまっていました。

 

20181005_sonarworks-user-review-5-kensei-ogata_dsc01870

 

Reference 4の解析結果についての感想

どちらのスピーカーも上記の通り160Hz付近が膨らんでいたのが確認できて良かったです。

 

しかし130Hz付近が左のスピーカーだけ落ちてしまっているのが驚きでした。壁との距離も違うのでそれが原因でしょうか。こんな差のある環境でモニタリングしていたのですね。他に目立つ帯域は少ないですが微妙に左右のスピーカーで差があるのが気になってしまいます。

kenseiogata_sonarworks_reference_4_screen_shot

Reference 4の効果が制作にどのように影響したか

 

とにかく低音の膨らみがなくなり、他の帯域もクリアに聴こえるようになりました。モニタリングはもちろん部屋鳴りも一切気にならなくなったのでリスニングも楽しめています。

 

Reference 4について感じたこと

ヘッドフォンのキャリブレーションもとても便利ですね。普段はヘッドフォンの音域特性を逆算してミックスしていたので時間の短縮やトラブル防止に役立ちそうです。

 

20181005_sonarworks-user-review-5-kensei-ogata_dsc01891

 


 

著者プロフィール

Kensei Ogata

20181005_sonarworks-user-review-5-kensei-ogata_photo1990年生まれのソングライター・エンジニア

 

2015年に活動休止した、熊本で結成されたポストロックバンドtalkのフロントマン。
同時に活動していたソロ名義では作詞・作曲・演奏から、レコーディング・ミックス・マスタリングまで自らで務める。  海外の音楽シーンともリンクしながらも、スピッツのようにキャッチーなメロディーで、国内インディーズ シーンだけでなく海外ブログ等でも高い評価を得る。

 

エンジニアとしてはJuvenile Juvenile、Balloon at dawnなどのミックスやマスタリングを担当。 2015年、活動拠点を東京に移し活動開始、2018年 Kensei Ogata Bandで主演にミスiD2017特別賞受賞の夏海(ex.牛乳寒天なつみん)を迎えたMVを公開し大きな反響を呼んだ。 

 

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