Reference 4 モニターキャンペーン〜レビュー zunx2 様
2018.09.13
「魔法のスピーカー・キャリブレーションを体験して、レポートしよう!Sonarworks Reference 4 モニター募集キャンペーン」にご参加いただいたzunx2様より、モニタリング環境の測定、フラットなリファレンス・サウンドにキャリブレートするSonarworks Reference 4、その導入前にあったモニター環境に関する疑問点、導入後の変化や影響について、詳細なレビューをいただきました。
Reference 4導入前のモニター環境で
不満や不便に感じていたこと
1ヶ月ほど前に作業部屋に吸音材を導入し、壁に貼り付けをしてみました。余分な低域や反響を抑えることができたという感触はありましたが果たして本当にホームスタジオでできる理想の音場に近づくことができたのだろうか?という疑問がありました。
もう一つはサブウーファーを使用しているのですがどうしても鳴りすぎてしまう低域をもう少し抑えることはできないだろうか?と日々感じておりました。
デッドな再生環境を構築することができればさらに音場を信頼してREC、MIXやマスタリングでの調整が可能になると。
Reference 4の解析結果についての感想
解析結果を見た感想としては100khz~1Kにかけてバランスの悪い部分があることが判明しました。
1ヶ月前に吸音材を導入したことにより余分な低域な鳴りや反響はやはり抑えることはできていたのだと解析結果からも認識することができました。
日頃から音場に対して気にかけることの大切さを改めて感じることができたと同時に勉強となる解析結果でもありました。
Reference 4の効果が制作にどのように影響したか
Reference4 Systemwideを使うことによりOS全体を常に補正した再生環境で音を聴くことが出来るので制作以外にもYoutubeやiThuneで音楽を聴くことが楽しく感じるようになりました。
制作時はレコーディングの段階から音作りで「もっと突き詰めることができる!」と感じるほど全帯域が聴き取りやすくなりました。
Reference4を使い始めてからのMIX、マスタリングの作業の効率化はもちろんですがEQやコンプの利き具合もより細かく感じることが出来るようになったと感じているので音作りの工程が今後より楽しみとなりました。
Reference 4について感じたこと
測定もわかりやすく初心者の方でも気軽にReference4を使用できると感じました。
現在、MIXやマスタリングなどで作業スピードをもっと早くしたいと感じらている方はReference4を導入することをオススメしたいと素直に感じています。
各メーカーからたくさんのEQやコンプ、マキシマイザーなどのプラグインが出ていますがその効果を発揮させるためにはまずは信頼できるモニタリング環境があってこそだと再認識することができました。
改めて勉強することができましたので十分に満足することができました。
著者プロフィール
zunx2
18歳から音楽を始め、コピーバンド、オリジナルバンドを5年ほど経験、23歳からDTMを始め動画サイトや配信サイトなどにオリジナル曲を発表。
26歳から音楽教室にてDTM講師としても活動中。
Blog: http://zunx2dtm.com/
Twitter: zunx2
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