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LM.C Aiji meets Spark

2021.06.08

「良く鳴る」

MI:Positive Gridというメーカーはご存知でしたか?

はい。BIASソフトウェアが出た頃から気になっていたのでデモ版等を試したのち、今は BIAS FX 2.0 Eliteを使っています。

MI:実際にSparkを使ってみて、第一印象はいかがでしたか?

一発目の音を鳴らしたときは「音が良い、そしてデカイ」と思いました。音量が大きいというだけじゃなく「良く鳴る」という印象です。余裕感があるというか、変な飽和感もありません。

まずはクリーンのいろんなプリセットを鳴らしていって、そのあと歪み系のプリセットも試していきました。どこまで綺麗に鳴るのかも試しましたが、ノブの半分程のボリューム設定でも相当な音量だったので、そこまでにしておきました(笑)。40Wなので家で鳴らすには相当パワーがありますね。一緒に演奏する相手がパワードラマーとかじゃなければ、音楽性にもよりますがスタジオ練習はこれでいけちゃうんじゃないかなとも思いますね。

「テーブルの上に置ける」っていうところも好きなポイントです。個人的にSparkは真正面で、なるべく耳の高さに置いた方がよりリアルに感じるなと思いました。エフェクトのステレオ感もとても綺麗です。

MI:Sparkはどんなタイミングで使われていますか?

スマートジャム機能をリフを考えるときに使っています。ギターでコード進行を弾くと自動でドラム、ベースを作ってくれるので、それに合わせてリフを作っています。これが手軽にできるのは凄いなと。自宅でアイデアを探してる時にわざわざPro Toolsを立ち上げるのもなぁと...。そんな時にSparkだと手軽なのが良いですね。

スマートジャム機能のバーチャルドラマーに、DaveとSharonとCharles…という人物がいますが、この中では自分はDaveが好きですね。
自分が作っている音楽はロックやポップスがメインなのでDave一択でした。Daveのドラムのおかげで自分が気持ち良い、鳴らしたいフレーズが出てきます(笑)。


「簡単にセットアップできる」

MI:Spark導入以前ではギターの音出しはどうされていました?

アンプから、マイクプリ、オーディオインターフェース経由で、Pro Toolsに入れてモニタースピーカーで鳴らしていました。アンプを使わないときはBIAS FX 2も一緒に立ち上げていました。

MI:このセッティングだと音出しまで時間がかかってしまいますね。

そうなんです。特に自宅スタジオの場合、電源を1つずつ分離させています。その時、全部電源入れていくのも煩わしいんですがSparkだと早いです。

セッティングに時間が掛かったり、煩わしいのはなるべく避けたいですよね。なにか閃いた時や、インスピレーションを求めている時ってスピード勝負というか、簡単にセットアップして鳴らせるというのは大事な事だなと思います。

普段はMacを3台使用していますが、メインのMacはレコーディング用です。ちょっとした仕事用にMacbook Airをそばに常に置いていますが、GarageBandにSparkを繋ぐセッティングが一番早いです。ドライバーも必要ないので、USBで繋げたら即オーディオインターフェイスとして認識するので、すぐにガイドのバッキングのパターンを弾いてリフを作ることもできます。この手軽さは最強です。


「レコーディングで使いたい、使えるプリセットを作っていた」

MI:お気に入りのアンプ、エフェクター、プリセットを教えてください。

結局、自分のレコーディングで使いたい、使えるプリセットを作っていたのですが、振り返ると特にアンプが偏っていましたね。この音が好きだなというアンプは。BE 101、あとはTreadplate をよく使っています。

PositiveGrid Spark

BE 101 / Inspired by “Friedman BE100”

PositiveGrid Spark

Treadplate / Inspired by “Mesa Boogie Triple Rectifier”

Sparkは歪みの質感とかLow感もちょうど良い。DRIVEのエフェクターではBoosterがとてもいいので結構挿しています。歪みというか、良い倍音が足されてる感じです。アンプの歪みだけじゃ物足りない時にこれを挿すとハリが出るというか、各アンプの特色やレンジ感を保ったまま、押し出し感が足されるので、これはすごく良いです。

PositiveGrid Spark

クリーンでは、このChamberというリバーブをよく使っています。

PositiveGrid Spark

「こんな究極のオールインワンな機材は他にない」

MI:AijiさんのSparkの使い方が見えてきました。

そうですね。自分の場合、とくに制作に直結しています。本来であればアンプを鳴らすとなると自分でマイキングする煩わしさもある中で、USBで接続してそのまま録音できるのはすごく楽ですし、DAを介さずに直接録れるので、音も変わらないし、メリットは大きいですよね。

MI:それでは最後にSparkのお勧めポイントをお願いします。

Sparkはエントリーモデルとしても、我々のようなプロの現場でも使える音が作れます。さらに録音にも対応するという機材はなかなかありません。この一台で全て叶うのは凄いことです。

さらに、スマートジャム機能やBluetoothスピーカーとして使えるなども含め多機能で、ただの練習用アンプに収まっていないところが良い点だと思います。ギターを始めたての子達にとって最初に何を買えば良いのかって難しい問題だと思うんですよ。何にお金を使ったらいいかもわかりませんよね。例えば

「これを買ったはいいけど、どのレベルまで使えるの?」
「僕、プロになりたいんだけどプロになったとしても使えるの?」

こんな不安があるかもしれませんが安心してください。Sparkはプロになっても通用する、使えるスペックを持ってます。

まとめると「こんな究極のオールインワンな機材は他にない。」これが最強のSpark推しポイントですね。


Aiji

プロフィール

Aiji(アイジ )

1998年にロックバンド・PIERROT(ピエロ )のギタリストとしてメジャーデビュー。 翌年1999年に初の日本武道館公演を実施。 その後も横浜アリーナ・埼玉スーパーアリーナ・西武ドームなどのアリーナ、 スタジアムクラスのライブをコンスタントに実施、成功を収める。 リリースする楽曲は当時のオリコンランキングにてほぼすべて10位以内を記録 するも、PIERROTは2006年に解散。 同年より、新たなメンバーと共に2人組ロックユニット・LM.C(エルエムシー)を始動。 活動スタートと共にメジャーデビューし、注目を浴びる。 翌年2007年には台湾にて初の海外フェスに出演。 2008年、渋谷公会堂ライブを実施。2009年には南米・ヨーロッパ・アジアを含む 全11ヶ国14公演に及ぶ初のワールドツアーを実施している。 さらには2度目のワールドツアーを経て、2012年には日本武道館公演を実施。 その後もホールライブや海外公演もコンスタントに継続し、2021年10月には デビュー15周年を迎える。

バンド活動とは別に、個人として CMやアーティストへの楽曲提供も行う。 そのジャンルは、女性グループ、男性グループを始め、バンドやソロシンガーと 多岐にわたる。
Aiji twitter - @Aiji_LMC


LM.C

バンドプロフィール

LM.C

ヴォーカリスト・mayaとギタリスト・Aijiによるヴィジュアル系ロックユニット、LM.C。

ミクスチャー、デジロック、HIP HOP風・・・と、簡単にカテゴライズできないPOPでキャッチーなサウンドを展開し、その存在感はもはやヴィジュアル系という枠にとどまらない。
2006年活動スタートと共にメジャーデビュー。翌年2007年には台湾にて初の海外フェスに出演。2008年に渋谷公会堂ライブを実施、2012年には日本武道館公演を成功に収める。
活動地域も日本にとどまらず、世界各国に進出。特にヨーロッパ圏のJ-ROCKファンから「最も注目されるJ-ROCK Band」と評される。
2009年と2010年、2012年には3度に渡るワールドツアー(コロンビア / ベネズエラ / チリ / ブラジル / メキシコ / イギリス / ドイツ / フランス / フィンランド / スウェーデン / イタリア / オーストリア / ハンガリー / ロシア / 台湾 / 韓国)を敢行するなどワールドワイドに高い評価を得ている。その後もホールライブや海外公演もコンスタントに継続し、2021年10月にはデビュー15周年を迎える。
LM.C HP - www.lovely-mocochang.com
LM.C Youtubeチャンネル - www.youtube.com/user/LMCofficial

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