2022.12.28
Marshall Amplificationは1962年以来ギターアンプの代名詞であり、その製品は長年に渡り人気を博しています。 アンプに書かれたMarshallのロゴは、今やギタリストに止まらず、多くの方に認知されているブランドです。
オーディオに関しての知識は深く、Marshallが保有する最先端のレコーディング&ミキシングスタジオはその専門知識の深さを表す証として存在しています。しかしMarshallのような企業にとっても、完璧なスタジオを作ることは簡単なことではありませんでした。
Marshallのスタジオマネージャーであるアダム・ビアは「私を含め、Marshallの誰もが世界クラスのレコーディングスタジオの建設がどれだけハードルが高いことなのか、想像出来ていませんでした。」と述べています。その困難な作業をより複雑にしたのは、ビンテージのNeve 8048コンソールの設置でした。元々はパリのパテ・マルコーニ・スタジオDにあったMarshallの70年代のクラシックなNeveは、暖かさと透明感、そしてあの人気の高いNeveサウンドを提供してくれます。
「Neveのコンソールを2つに分割し、パッチベイを中心に据えることにしました。これにより、Pro Tools、マウス、キーボードとコンソールをまっすぐ見渡せるようになったのです。」とアダムは続けます。
「そのように配置することで、巨大なパッチベイをRedNetシステムの隣に追加することができました。これは2台のコンソールをミックスするもので、これまで聴いたことのないような素晴らしいサウンドを得ることができました。ドラムもギターも、このシステムに通されます。また、専門家により完璧に作り直されたものなので、すべてのセクションが正しく機能しています。」
「RedNetを使用して、素晴らしい機材たちをPro Tools Ultimateに接続しています。これにより、ビンテージ機材をセンスよく柔軟に使用できるようになりました」 - スタジオ・マネージャー アダム・ビア
Neveコンソールはスタジオの中心的存在ですが、Marshallが使用しているビンテージ機材はそれだけではありません。「LA2Aや1176といった一般的なものだけでなく、BBC Neveのパッシブ320ミリ秒ディレイを搭載した特別なコンプレッサーもありますよ。いつも使っているのですが、すべての音が重厚になります。放送用PYEから自作したPYEコンプレッサーも数台使用していますが、これは本当にすばらしい。このように素晴らしい機材が揃っていますが、Pro Tools UltimateにRedNetを接続して使うことで、ビンテージ機材をセンスよく柔軟に使うことができます。」
印象的な機材のリストだけでなく、Marshall Studioはすばらしい施設を多く提供しています。「この建物自体が通常のレコーディングスタジオの枠を超えているのです。巨大なライブルームがあり、250人を収容できる巨大なライブスペースがあります。他にもバーや、2階に用意された部屋は、アーティストの開発スペースやミックスルームとして使用されています。」
このような包括的なスタジオレイアウトですべてを完璧に動作させることが、Marshall Studioの成功の鍵です。4台のFocusrite RedNet A16R、6台のFocusrite RedNet AM2、2台のFocusrite RedNet HD32Rがシステムの中核として使用されています。
「私たちにとって、最も重要なのは『変換』です。Focusriteのコンバージョンに対する最大の賛辞は『その存在が気にならない、気づかせない』ということです。- スタジオマネージャー アダム・ビア
「この会社に入るまで、RedNetの使用経験は全くありませんでした。RedNetはいいシステムだと聞いていたので、試してみようと思ったのですが、正直言って驚きました。」とアダムは語ります。
「私たちにとって、最も重要なのは変換です。Focusriteのコンバージョンに対する最大の賛辞は、その存在が気にならない、気づかせないということです。私たちがここで行うすべての作業には、美しく、暖かいNeveのパンチがあります。マイクも、何もかもがすばらしい音です。私たちが望むNeveのサウンドを維持するために、本当に役立っています。またDanteのおかげで、ライブルームの屋根の上にMartin Audioのスピーカーを置いて再生することができるようになりました。」
MarshallはライブルームにMartin Audio Blackline X10とMartin Audio iKON iK81を使用していますが、これは主にMartin Audio Danteアンプを使用できるようにするためです。
アダムは続けます。「私たちにとって完璧なソリューションでした。バーエリアに設置した天井スピーカーはDanteに対応しており、コントロールルームで行っていることを、ドリンクを飲んでいる人やバンドのメンバーと共有することができるのです。Danteはこの場所を多機能化するのに役立つすばらしいテクノロジーとなりました。」
「スタジオが将来に向けてやるべきこと、それは自分たちのためだけでなく、他社や他のプロデューサーのためにもすばらしいレコードを作り続けることだ」とMarshall Amplificationの音楽ディレクターであるスティーブ・タネットはコメントしています。
「私たちは世界最高水準のレコーディングスタジオにするためにこの空間を作りました。アーティストやプロデューサーがスタジオを使いたいと思ったら『いつなら空いてる?』と予約の電話をかけてもらうだけでいいのです。」
「私たちが目指すのは、このレコーディングスタジオからすばらしいクオリティの音楽を生み出し続けることです。レコーディングのためにMarshallを訪れた人たちが、最高のメンバー、スタッフと最高の時間を過ごし、最高の結果を得たという実感を持って作品を作って欲しい。それが私たちの使命です。」
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