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臨場感を届けよう ヘッドフォンの向こう側へ行く配信方法 – 今知るべき配信テクニック

2020.04.30

MIスタッフのノンシュガーです!

先日インターネットでストリーミング配信を行っている友人から「臨場感のある配信がしたい」と相談がありました。

「臨場感のある配信」とは何かと聞いてみると、要はは音の位置を正確にわかるように配信をしたいとのことです。

確かに人と向かい合って喋る時には音は正面から、ペンを落とした時は音は下から、飛行機の音は上から聞こえます。ごく当たり前ですが、普段の生活では音がどこから鳴っているか分かります。

ストリーミング配信で臨場感のある音を視聴者に届ける方法はあるのでしょうか?そんな時に閃いたのが「ZYLIA PRO Have it all!」と「Nx – Virtual Mix Room over Headphones」の組み合わせでした。この記事では、その仕組みを解説、皆さんのヘッドフォンが別の部屋にワープする体験動画もご用意しました。

 


 

球体に配置された19個のマイクが音を360度漏らさず収録

ZYLIA PRO Have it all!に付属のZYLIA ZM-1マイクロフォンは、一風変わったルックスをしていますが、360度全て方向からの音を収録できるよう19個のマイクが計算され配置されています。

19個のマイクへ収録された音をヘッドフォン、イヤフォンで立体的に聞こえるように実際に設定、配信を行ないます。

 

臨場感のある音をヘッドフォンで体験

こちらの3本のビデオは実際にZylia ZM-1を使って収録されたものです。ヘッドフォンをかけてからビデオを再生してみて下さい。





いかがでしたか? ASMR配信だけでなく複数人が集まって行う配信では、各人のいる場所から音が聞こえてくる空間表現が可能になります。弾き語り配信ではギターが下から、声は正面から聞こえて効果的かもしれません。臨場感のある配信を行い方におすすめの方法です!

 

今回使用した機材の構成/仕組み

ZYLIA PRO Have it all! には、ZYLIA ZM-1で収録された音をアンビソニックという規格の前後、左右、上下、全体の情報を持った4つの音源に変換するためのプラグインが付属しています。アンビソニック変換された4つのトラックをWaves NXを使用してヘッドフォン、イヤフォンで立体的に視聴、配信できるようにバイノーラル変換を行なっています。

20200423_zylia

今回の配信用の設定方法はサポートFAQにまとめてありますので、ぜひ皆さんもお試しください。

https://support.minet.jp/portal/kb/articles/zylia-pro-nx-virtual-mix-room

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