2018.12.28
このポストでは、同じソースを編集した、フォーマットの異なる2つのビデオについて解説します。 動画素材はBarigui 公園 (Curitiba, Brazil)で2018年6月に撮影されたものです。
オーディオはZYLIA ZM-1マイクを使って、3次Ambisonicsを念頭に録音、ビデオは、360°カメラ (Gear 360)で収録しています。
下記のビデオを観ながら、2つの異なる結果がどのように得られたか、特に各シナリオにおいて、ZM-1マイクロフォンで録音したオーディオをどのように準備したかについて、詳細を確認していきましょう。
3Dサウンドを用いたインタラクティブ/イマーシブ・ビデオ
(メディア素材:360°ビデオ+ Ambisonicsオーディオ)
固定された3Dサウンドとインタラクティブのないビデオ
(メディア素材: tiny planetビデオ+ バイノーラル・オーディオ)
マイクおよびカメラは、同じカメラ・スタンド上に、小さなクランプ付き延長アームを使って取り付けています。(画像参照) 両デバイスは、縦に配置され、水平方向にわずかにオフセットしています。カメラとマイクが常に相対的に同じ方向に対するよう、注意します。ここでは、マイクの正面がカメラのレコーディングボタンの向きと一致するようにしています。
Barigui公園のロケーション
Barigui公園でのロケーションは慎重に進められ、多くの鳥が集まる湖、交通量の多い高速道路、ヘリコプター発着場が近接する場所が選ばれました。
シナリオAについては、Gear 360の通常ビデオをつなぎ合わせた素材と1次Ambisonicsオーディオ・ファイルが使用されました。
シナリオBでは、Gear 360のビデオをtiny planetフォーマット、オーディオはバイノーラル・トラックを使用しています。
ソースとなる素材はシナリオAと同じものです。ここではステップで異なる部分のみリストアップします。
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