2021.12.24
2021年11月、私たちメディア・インテグレーションはMI FES 2021と称して、大規模な生配信セミナーを実施いたしました。その中から2日目に配信された「印象的なボーカルトラックに仕上げるテクニック - 土岐彩香のエンジニアリングTips」を再配信いたします。
ボーカルは楽曲の主役。だからこそ、多くの時間をかけてトリートメントを施したり、印象に残るようにエフェクティブな加工を施してみたりすることでしょう。ボーカルに特徴のある楽曲を多数手がけてきたエンジニア、土岐彩香氏をお招きし、印象に残るボーカルトラックの仕上げかたについて解説していただきました。
サカナクション、フジファブリック、米津玄師、Lucky Kilimanjaroなどの楽曲を手がけてきたエンジニア、土岐彩香氏。メディア・インテグレーション取り扱いの製品も多数使用していただいてます。
トラック自体の音作りの方法、そして空間系を担うセンドリターンの構築。土岐氏の手によって「ちょっとずつをひたすら重ねていく」方法で音が丁寧に作り込まれていく様子を体験することができます。エフェクティブな処理の方法から、どうしても違和感が出てしまいがちなダブリングのための下準備〜エフェクトの選定など、最前線で活躍する土岐氏ならではのミックスの手法を余すことなく紹介しています。
後半ではボーカルにノリを出すためのボリュームオートメーション処理をリアルタイムで実演。その圧巻のテクニックをぜひご覧ください。またインサートされているプラグイン数も必見です。