音色にインスパイアされて生まれるピアノアドリブ50秒(15日目)
Ivory II Upright「Tack Piano」より、プリセット"British Berkley" を使ったアドリブプレイ
2013.12.16
スタッフHです。
本日もまたIvory II Uprightピアノに収録されているピアノ、「Tack Piano」より、プリセット"British Berkley" を使ったアドリブプレイをご紹介。数日ぶりにこのビデオ撮影のルールをご案内させて頂きます。
- Ivory IIのUpright Pianos、Italian Grandの2製品のプリセットサウンドを次々とロード
- 音色を聞いてみて、ミッチー氏が「弾きたくなったフレーズ」をアドリブで弾いてもらう
- フレーズを考える時間は30秒
- 弾いたままをレコーディングするので、ミスタッチはそのまま
- フレーズは50秒くらいで
「考える時間は30秒」というルールにしていましたが、実際にはミッチー氏は音色をチェックしたあとに「はい、オッケーです」とすぐにアドリブプレイをスタートしていた、という事も付け加えておきます。とにかく、音色からインスパイアされたものをすぐにプレイしてもらいました。
というわけで本日のアドリブはこちら。
独特のアタック感は、タックピアノ特有のもの。タックピアノとは、ピアノのハンマーと弦の間に何かしらの異物(紙とか、金属とか)を挟んだ状態のものなのです。ミッチー氏のアドリブプレイも、このアタックを生かしたものでありつつ、ベロシティーが強くなりすぎないように(アタックばかりがカンカンと響かないように)ソフトなプレイでありつつ、歯切れの良さを出しているような印象を受けました。
さて、明日のアドリブはどうなるでしょう。
Synthogy Ivory IIシリーズの詳細はこちらから
<ピアニストプロフィール>
1974年大阪府堺市生まれ。3歳からオルガン、6歳からピアノを始める。
神戸大学工学部を卒業後、数年間のエンジニア勤務を経て、2006年バークリー音楽院映画音楽科に留学。
2008年Alf Clausen Awardを獲得し、首席で卒業。
現在は都内を中心にピアニスト兼作曲家として活動している。