音色にインスパイアされて生まれるピアノアドリブ50秒(12日目)
Ivory II Uprightに収録の「Barroom Piano」を使用したデモムービー
2013.12.10
スタッフHです。
ここ数日はIvory II Uprightを使用したアドリブプレイが続いていますが、先日も書いた通りIvory II Uprightには4種類のアップライトピアノが収録されています。長い時間をかけたレコーディングと、サンプリングとモデリングを搭載した新エンジンによる丁寧なプログラミング。これにより、Ivory IIシリーズは濃密で味わい深いピアノサウンドを提供するわけです。
本日使用するのはBarroom Piano。実際にバーで使用されてきたアップライトピアノ(丁寧なメンテナンスを施されてきたもの)です。
そしてプリセット名は「Jazz Barroom」。アレ?昨日も「Jazz」でしたね。昨日のはヤマハのU5をレコーディングしたModern UprightピアノによるJazzでした。本日は、歴史も人々の酔いざまもを見てきたピアノによる「Jazz」。
昨日の「まさに」なJazzに比べて、今日のアドリブは非常に「酒臭い」印象ですね。ピアニストはやっぱり、音色で出てくるアドリブが違うのだなぁと改めて感じます。同じ「Jazz」というキーワードでも、これだけ違うのですから。
>参考までに、昨日の「Jazz」プリセットで出てきたアドリブ
せっかくですので、明日もまた「Jazz」という名前が入った別のピアノによるプリセットでアドリブしてもらいましょう。
さて、明日のアドリブはどうなるでしょう。
Synthogy Ivory IIシリーズの詳細はこちらから
<ピアニストプロフィール>
1974年大阪府堺市生まれ。3歳からオルガン、6歳からピアノを始める。
神戸大学工学部を卒業後、数年間のエンジニア勤務を経て、2006年バークリー音楽院映画音楽科に留学。
2008年Alf Clausen Awardを獲得し、首席で卒業。
現在は都内を中心にピアニスト兼作曲家として活動している。