Focusrite Red Range ミニブログ by 田辺恵二 Vol.5 : Thunderbolt 3 接続
2019.07.17
Focusrite REDシリーズのPCとの接続方式は2種類あってRED 4/8PreはThunderbolt 2、RED 16LineはThunderbolt 3となっています。少し古いMacであればThunderbolt 2、現行のモデルであればThunderbolt 3となります。
このUSB-Cの形状を持つThunderbolt 3ケーブルですが、パワーデリバリー(PD)に対応しているものがほとんどで、特にマニュアルに明記されていないのですが、REDシリーズも経由でMacへの給電ができるようです!!
これ特にThunderbolt 3の端子が少ないiMacやMacBook Airのユーザーにとっては朗報で、電源をRED16から給電でMac付属の電源アダプターは持ち出し用に使える、という感じです。公式のアナウンスはないので、実際に使ってみないとわからないのですが、この発見は嬉しいですね。
今後Thunderbolt 3接続のオーディオ・インターフェースが増えてくると思いますがこの同じThunderbolt 3のケーブルでも伝送スピードの違いによる2種類が存在するようです。20Gb/sと40Gb/s、実際のところデジタルオーディオの伝送には40Gb/sもの速さは必要ないので一般的な20Gb/sの方でよさそうです。
この二つのケーブル、特に40Gb/sの方は長さに決まりがあるようなので、少し離れたところにREDを置くのであれば20Gb/s一択ということになりますが・・・Thunderbolt 3とUSB-C、コネクタが同じ形なので間違いよう確認が必要ですね。
関連製品
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