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K:Focal Trio 6 Be 導入インタビュー

2021.06.17

幼少の頃から、ゴスペル・R&Bといったブラックミュージックに親しみ、ドラマ主題歌、CMソングなど幅広く活躍するシンガーソングライター K氏。

現在はほとんどの作業を自宅スタジオで行うK氏が、移転後の新スタジオで、Focal Trio 6 Beをメインモニタースピーカーとして導入したとのこと。なぜTrio 6 Beを選ぶに至ったのか、その経緯についてお話を伺った。


耳疲れしないスピーカーを探したけれど…

MI

Focalというブランド、そしてTrio6 Beについてどこで知り、どういう経緯で導入に至ったのか教えてください。

K

このTrio6 Beよりも前に、移転前のスタジオで Shape 65 のデモ機をお借りして使わせてもらったのが、自分にとって初めての Focal スピーカーだったんです。その前は有名な別ブランドのモニタースピーカーを使っていたんですけど、もっと自然なサウンドで聴けるスピーカーとして Shape 65 に変更したという経緯があります。

実はデモ機をお借りする前に、自分の制作中の音源を持ってRock oN Company に行って1時間くらい試聴させてもらったんですよ(笑)

その時に横長のTwin 6 Beの印象もとても良かったんです。Shape 65 はすごいお気に入りだったんですけど、今回引っ越してスタジオが広くなったタイミングで、モニタースピーカーもサイズアップしたいなと考えていました。

で、いろいろな機種をたくさん視聴して、最終的に選んだのが Focal Trio6 Be。一番落ち着いて心地よい感じだったんですね。

左からShape 65、Twin 6 Be

MI

たくさんの機種を試した結果たどり着いたのがTrio 6 Beだったんですね。

K

そうなんです。今まで他社のものを含めていろいろなモデルを買ったり試したりしたんですけど、結局、僕がモニタースピーカーを変えたいって思ったきっかけが「耳疲れ」なんです。

スタジオってスピーカーと自分との距離もあって、ピアノ弾いたり、歌を録ったり、他の楽器のレコーディングしたりと、行ったり来たりしながらいろんな場所で聞いているので耳疲れしなかったんですけど、自宅のスタジオだと、距離も近いし、場所の移動もほとんどないしで…正確ではあると思うんだけど、ある成分だけ耳についてしまうようなスピーカーは長く作業できなかったんですね。

で、今度はなるべく耳疲れしないスピーカーを探そうと思ったんですけど、これがまた落とし穴だったんです。

MI

どういったところが落とし穴だったんですか?

K

「耳疲れしないスピーカー」を探すと、今度はモニターとしての使い方が難しい。民生機もモニターとして使ってみたこともあったんですけど、心地いいんですけどモニター的じゃないっていうか。

そういうのもあってすごい迷っていたんですけど、このTrio 6 Be を聴いた時には両方のバランスがすごい良くて、一番心地よかったんです。モニター用途としてのクリアさというか、正確さというか、そこにプラスして耳疲れしない心地よさが気に入っています。

MI

ちなみにオーディオ用のスピーカーは何を使ってるんですか?

K

僕、オーディオ機器もとても好きで色々揃えているんですけど…実はいろいろなメーカーを試した結果そちらも Focalに落ち着きました。Sopra 2っていうタワーみたいなルックスのものを使っています。これもほんっとに色んなスピーカー試して、結局この機種が1番良かったっていう。結果的にFocalの大ファンみたいになっています(笑)

MI

以前お使いだったShape 65とTrio 6 Beを比べてみてどうですか?

K

Shapeもすごいよかったんですが、ただもう少しスピード感を求めていたというのもあり、今回バッチリはまったのはTrio 6 Beでした。これは部屋の大きさや環境によっても変わってくるかもしれないですが…

ただShapeは今でもすごい好きで、実はスピーカーを入れ替えるときは前使ってたものを売っちゃうんですけど、Shapeだけは売ることができなくて友達のうちに置いてあります。また使うかもしれない(笑)


Trio 6 Beには「ワクワク」させてくれる遊びがある

MI

新しいスタジオでTrio 6 Beを鳴らしたときの1番初めの音の印象はどうでした?

K

引っ越す前のスタジオでも試していたので印象はあんまり変わらなかったですけど、今の方がデッドな環境なので、音像がより近いっていうか、立体感が際立った感じはありました。

MI

セッティングにこだわりはありますか?

K

ちょうど3日前くらいに、それまではHigh(ツイーター)が外側だったんですけど、内側に持ってきてみようって思って。すぐ後ろが壁でちょっと中域から低域が溜まってた感じがあったんですけど、ツイーターを内側で試してみたらすごく良かったので、今はそういう状態になっています。ラックの上に置いているので縦だと高すぎるかなっていうのもあって、横置きにしています。あと単純に横のが見た目が好き(笑)

K

あと機能としてFocus モードがついてることは知っているんですが、実はまだ使ったことなくて。作業に導入するか悩んでます。どれくらい変わるのかっていうのが…

MI

結構自然に変わると評判です。ぜひ一度お試しください。Shapeシリーズとは毛色が違いますけど、ウーファーが抜けた5インチのスピーカーの音になります。

K

今度やってみます!

MI

他に気に入っているところってありますか?

K

去年、一昨年くらいからアレンジもレコーディングも自宅で行っている中で感じたことですが、モニタースピーカーも民生機も含めて、Focalには必ずいい意味での「遊び」があるんですよ。

MI

「遊び」というと?

K

例えば低音を出しても高音を出してもその正確さは出してるんですけど、そこについていける、なんだろうな…音のガッツのある部分だったり、とにかく低音の響きとかニュアンスがすごく良くて、僕はそこが1番面白いっていうか…

結局自宅作業ってモチベーション上がらないとなかなか進まないじゃないですか。そういった意味でもTrio 6 Beには「ワクワク」させてくれる部分があります。モチベーションが立てやすいっていうか、ただ正確なだけじゃないというか。

今までのモニタースピーカーでも、そういった「遊び」を入れたものって結構あったんですけど、完成品がやっぱり自分の描いたとおりにならないことも多くって。作っているときの楽しさと、完成形の印象が結構違ったんですが、Focal はすごくバランスが取れてた。

MI

音楽的なテンションも上がりつつ作品の精度も上がった?

K

そうなんですよね。ミックスはイヤフォンだったりちっちゃいスピーカーや車だったり、複数の環境でもチェックしてるんですが、アレンジ中のものはなかなかそれができなくて。めんどくさいってのもあるんですけど(笑)、作業の勢いを止めずに最後まで行きたいというのもあります。

実は今、大きくても40%くらいまでしかボリュームをあげないんです。30%くらいで十分ベースも聞こえてくるので、変な音のいじり、EQがほとんどなくなりましたね。ボーカルもそうですし、それが自分が求めていたサウンドに繋がってる感じはします。


「データ」だった音が生楽器のようなニュアンスで聞こえるようになった

MI

Trio 6 Be を使ったことで、作曲、ミックスのなかで改善したことってありますか?

K

最近作ってる楽曲は音との距離がすごい近くて、スネア1個、バスドラ1個でもスピード感や空気感を大切にしてアレンジをしています。その中で1人で作ってる感、打ち込み感を出したくない、という思いがあって。

そのためにアコースティックギターやエレキギターを録音するときに「空気感」を入れ込みたいと思っていて、そういった要素もFocalは自然にチェックができます。距離感や空気感がチェックしやすいですね。

MI

空気感などを判断するのはどういう要素ですか?

K

僕はリリースをすごく大事にしています。スネアなんかの残響がどう響くかでグルーブを感じたり、キックのリリースでノリを作ったりするので、例えばキックのサンプルを入れたとしても、その後の残像をどこで切るかで、立体感、アコースティックな感じを演出したりしますね。

特にリズム隊がメインになるんですけど、Focal Trio 6 Beはそこの判断がしやすいです。

MI

それ以外にTrio 6 Beに変えたことで出てきたアイデアやインスピレーションってありますか?

K

僕 Spectrasonics の Keyscape 使っているんですけど、コードの内声ってあるじゃないですか。例えばドミソだったらレを入れるとか。このドとレがぶつかった音が、前のスピーカーだとぐちゃって潰れてしまう瞬間があったんですが、そこがTrio 6 Beでは生楽器にすごく近いニュアンスで聞こえてきます。

これで何が変わってくるかっていうと、前まではソフトシンセのピアノってほとんど「データ」としてしか聞こえなかったんですが、それが生楽器のようなニュアンスで聞こえるようになったことで演奏が楽しくなった。結果的に何も考えずに演奏する時間は増えたかもしれないです。ソフトウェア音源を使う上での不満が解消されたというか。

MI

作る曲とかアイデアって変化があったりしたんですか?

K

それが「出てきます!」って言いたいんですけど、ちょっとそこはわかんなくて(笑)

たださっきも言った通り、前はすぐ作業で疲れてしまったんですが、今はボリュームもそんなにあげる必要もなく、とにかく長く作業できるようになったので効率はとても上がりました。ぎゅっと集中できるようになったので、結果的にアイデアは生まれているのかもしれませんね(笑)


韓国・ソウル出身のシンガーソングライター。

K

2005年3月TBSドラマ「H2」の主題歌『over...』でデビュー。
同年11月CXドラマ「1リットルの涙」の主題歌『Only Human』が大ヒット。
2009年、外国籍としては史上初となる47都道府県ツアーや2010年には自身初となる日本武道館公演など、圧倒的なライブパフォーマンスで高い支持を集める。
2017年新たにレーベルをビクターに移籍し、テレビ朝日「科捜研の女」主題歌『シャイン』をリリース。
2019年には笑福亭鶴瓶さん主演映画「閉鎖病棟-それぞれの朝-」の主題歌『光るソラ蒼く』を含めたアルバム『Curiosity』をリリース。
2021年5月には長崎の若手ラップクルーMADz'sとのコラボ楽曲『Day ’N' Night feat.MADz's』を配信リリース。
ライブ以外にもNHK「テレビでハングル講座」のMCやラジオDJ、ナレーターなど幅広く活動している。

K オフィシャルWEBサイト
https://k-official.jp/

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