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PACE PICTURESの導入事例

2020.01.08

独立したポストプロダクション会社であるPace Picturesが自社施設をハリウッドに移し、革新的なオンデマンドビジネスモデルを採用することで、クライアントのニーズに合わせてサービスや作業スペースを柔軟に変化させられるようになった。Pace Picturesはハリウッド・ブールバードにある高層コワーキングスペースIgnitedSpacesとパートナーシップを築くことで、Dante™ネットワークオーディオ・コンバーター/インターフェースのFocusriteのRedNetシリーズに大きな投資を行い、Dolby AtmosステージのようなDante audio-over-IPネットワークを軸としたサウンド編集およびミキシング施設を構築したのである。

約2050平方メートルにおよぶPace Pictureの新しい施設は、かつてポストプロダクションハウスSoundeluxが占有していた一階に配置された。Heath Ryanによって創設されたPace Pictureは、サウンド部門のパートナーであり3度アカデミー賞受賞歴のあるミキシングエンジニアMichael Minklerによるコンサルティングのもと、The Formosa GroupのBill Johnstonによる設計でDolby Atmosミックスステージが増築され、既存の間取り図を完全に改築する形となった。さらに、画像編集処理の最終工程やカラーグレーディング、ビジュアルエフェクト、タイトリングサービスをも扱うようになったのである。

Formosa GroupでエンジニアリングのVPを務めるBill Johnstonは、Dolby Atmosルームのコンサルティングに携わった際、Formosaのポストプロダクション施設で採用した自身のテクニカルデザインのモデリングを行った。「基本的にはFormosaで使ったテクノロジーを運用したんだ」とJohnstonは語る。「RedNetを使用した理由はいたってシンプルだ。毎日ちゃんと動いてくれるからね」と答えた。「洗練されたシンプルさをシステムに加えたんだ。ポストプロダクション施設を構築する場合、ちゃんと意味を成してくれる代替案は無いように思えるからね」

つい先日、Pace PicturesはUniversal Picturesの『マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー』へのサウンドサービス提供をMinklerの施設にて行った。2018年のコーチェラ・フェスティバルでのVRコンサートフィルムのポストワークにも携わった施設である。また、過去にはインディーズ作品に携わったこともあり、『Silver Lake』、『Flower』、『The Resurrection of Gavin Stone』がそれにあたる。Pace Picturesはテレビシリーズ『iZombie』、ColdplayのVRコンサート、Austin City Limits、Lollapalooza、そしてSony Picturesのアニメーション映画『The Star』のマライア・キャリーの音楽ビデオにも携わってきた。

ミックスエンジニアでありPace Pituresのリレコーディング・ミキサーのDavid Tichauerは、Dolby Atmosルームでこう語る。「プレイバックサイドには2台のFocusrite RedNet HD32R 32チャンネルHD Danteネットワークブリッジが2つのリグにそれぞれ装備されている(計4つのHD32R)。各サイドで64の入出力に対応し、3つ目のPro Tools | HDシステムにはさらにもう一つHD32Rが使用されている。Pro Toolsのレコーダーシステムには4台のHD32Rが装備され、計128入出力に対応するんだ。そして、2台のRedNet D64R 64チャンネルMADIブリッジがレコーダーシステムとDolby AtmosのRMU(Rendering and Mastering Unit)をインターコネクトしている」。ルーム内には2台のシステムから成るAvid S6ミキシングサーフェスが備わっており、彼は続けて「RedNet AM2ステレオオーディオ・モニタリングデバイスも2台使っていて、ヘッドフォン・ボックスとして機能しているよ。自身のプライベートレッスンを必要としているミキサーやエディター、ミックステックにとって、どのワークステーションにも設置できるAM2は便利だね」と語った。

2つ目のオーディオルームであるSound 2はアフレコやボイスオーバーを取り扱う場所であり、完成間近だ。「ここにはRed 4Pre(58イン64アウトThunderbolt™ 2およびPro Tools | HD対応オーディオインターフェース)を設置している」とTichauerが報告してくれた。Focusriteが誇る革新的なマイクプリアンプを4つ搭載したRed 4Preは、Pro Tools | HDの64チャンネルとの接続を可能にする。「これからこのRed 4PreをDanteを介してAtmosルームに統合しようとしているところなんだ」。そして、「Atmosルーム内で追加のPro Toolsシステムが必要になった場合も、Red 4Preとコンピュータを接続することができる。本当にただ、接続するだけ。そんなセットアップを組めることがとても嬉しいよ」と語ってくれた。

昨今のポストプロダクションを基準にすると、3台以上のソース用Pro Toolsマシンが設置されるDolby Atmosを扱うようなスタジオでは、ルーターを所有していることが間違いなく必須だと、Johnsonは言う。「RedNet環境には、ルーターが内蔵されているからね。デバイス感での送信がシームレスに行えるし、セットアップの手間も省ける。ポストプロダクションで必要な作業は全て行えるよ。過去15年間くらいで伝統的に使用されてきたMADIも素晴らしい環境を構築できるけど、よりコストがかかるし、さらにちょっと複雑だよね」と、コンソールやルーターハードウェアのようなサードパーティー製機器の必要性を説いた。

RedNet環境がクロック信号をオーディオ信号と一緒に送信できることに対して、Johnstonはさらにこう続けた。「オーディオインターフェース同士が自動でクロック同期されるから、スタジオ全体で複数の機器に対してワードクロックを走らせる必要もないし、1台のRedNetに送ってそれをマスターとして動かせば、それだけで済む」。FocusriteのRedNetシリーズは、複数のブランドから販売されているDante対応製品を多数接続することで、その威力をさらに発揮する。Johnstonいわく、「追加のスピーカーをどこかに置きたかったら、2チャンネルのEthernet機器を買って、ネットワークに接続するだけで良い。そうしたら、ルーター内に自動で表示される。2秒もあれば、ルーティングが完了するってわけさ」。さらに、「今やどの施設にもネットワークシステムがあるよね。だから、RedNet環境をそれ以外のIPから切り離す必要がある。けどCat6がスタジオからスタジオへと走らされているからね」と加えた。

以前は、マルチペア・アナログケーブルやMADIを施設全体に活用することはコストも時間もかかるものであった。「ヘッドフォンが必要な場所があったら、Cat6 Ethernetケーブルをネットワークに接続してFocusrite AM2ヘッドフォン・ボックスに繋げるだけだよ。これだけでもう使用できる状態になる。その間5分ってところかな。どの引き出しにAM2をしまっておこうか考える方が時間がかかるくらいだよ」とJohnstonは語る。

近年ホームシアター市場でDolbyがDanteオプションをRMUに加えたことで、ネットワーク環境の強みがさらに加速された、とJohnstonはコメントした。「僕らも最近、Danteベースの2台のRMUをスタジオに導入したんだ。MacにDanteカードを差し込んだらさ、驚くだろ、RMUの入出力が128チャンネルになったんだ」


Pace Picturesに設置されているFocusrite製品:

  • Pro Tools | HDシステムに接続されたRedNet HD32R 32チャンネルHD Danteネットワーク・ブリッジ x5
  • レコーダーとDolby Atmos RMUを繋ぐRedNet D64R 64チャンネルMADIブリッジ x2
  • RedNet AM2ステレオオーディオ・モニタリングユニット x2(ヘッドフォン・ボックスとして使用)
  • Focusriteが誇る革新的なマイクプリアンプを4つ備えたRed 4Pre 58イン64アウトThunderbolt 2およびPro Tools | HD対応オーディオインターフェース x1(アフレコ/ボイスオーバー用Sound 2スタジオにてPro Tools | HDの64チャンネルに接続)

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