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キミのミックスには「締まり」がない

キミのミックスには締まりがない、と言われた、あるいは自分でそう感じることはありますか?

2016.03.15

本記事は、弊社の旧ウェブサイトに2011年4月頃に掲載していた記事に追記・推敲を行ったものです。


スタッフHです。

締まっていない?

少々きついタイトルですが、「キミのミックスには『締まり』がない」なんて、言われたことはあるでしょうか(私はあります)。あるいは、ご自身のミックスをそのように感じたことはあるでしょうか。

20160315_blog_title

自宅で確認しているときはバッチリなミックスだった。けど、クラブで再生してみたら、キックとベースがダンゴになってしまっていて音がボヤボヤ、とか。うまいDJの音はキックの音がきちんと腹に響いてくるのに、自分の音はイマイチ響かない、とか。自慢のシンセでグッとくるベースラインを作ったのに、他の環境で聞いてみたらなんだか鈍ったように聞こえ、思っていたのと違う、とか。

何もクラブで鳴らすときだけの話ではなく、バンドサウンドのミックスでも、アコースティック編成のミックスのときだって、こういった悩みが発生することはあるのではないかと思います。

引き締まったミックス。うーん、難しい表現です。「こうすればミックスが引き締まりますよ」なんて一言でいえるものではありません。そこがミックスの奥深さであり、楽しさともいえるのですが...。

数人のエンジニアさんにお話を伺い、「どうして私のミックスはこう...ボンヤリしていたり、引き締まって聴こえないのでしょう」と聞いたところ、みなさん一様に「低域のコントロールが問題かな」とおっしゃいました。なるほど、引き締まったミックスには低域のコントロールが鍵だったようです。

本日は「引き締まったミックス」に欠かせない低域の難問をすっきり解決するプラグインを1つ、ご紹介します。


 

まずは「締まりのない」サンプルから

低域に注目して聞いてみてくださいね。口径の小さなスピーカーなどでは違いが分かりづらいかもしれませんので、ヘッドフォンなどを併用しながらご確認ください。

「悪い」というわけではないかもしれませんが、左右にワイドに広がったシンセベースが暴れまわっていて、フィルターの動きに合わせてキックが見えづらく(聞きづらく)なったり、ひいてはミックス全体を圧迫する瞬間などもあるような印象があります。ヘッドフォンなどで聞けば、超低域がいかに邪魔をしているかがわかりますね。このままでは、クラブで再生したとき(クラブでなくとも)にひたすら気持ちの悪いサウンドになってしまうでしょう。

しかし、このシンセベースのキャラクターは殺したくない。せっかく自慢のシンセで作ったこの太さはそのまま、すっきり引き締めることはできないか。

そんなときは

こういったときに活躍するのが、Nugen AudioのMonofilter(モノフィルター)です。説明はあとにして、マスターチャンネルにこのMonofilterをインサートしただけの結果を聞いていただきましょう。

 

いかがでしょう。低域の左右で暴れていたシンセがギュッとセンターに集まり、かといってキャラクターはそのまま。中域〜高域にも何の影響もなく、うまく引き締められています。

このときのMonofilterのセッティングはこんな感じ。勘のいい方ならこの画像だけで「なるほど!」と唸って頂けるかもしれませんね。

20160315_blog_mfon

Monofilterはその名前の通り、サウンドをステレオからモノラルにするプラグイン。ただモノラルにするだけならプラグインの必要はありませんが、この画像のように「指定した周波数から下の帯域を、指定したカーブでモノラルに変更」しているのです。

もちろん処理は位相崩れのない、リニアフェイズで行われます。チャンネルやバスに使用したいときには、ゼロ・レイテンシーモードにすることも可能。つまり、マスタリングだけでなく、ミックスにも使用できるということですね。

シンセベースの低域のみが緩やかにモノラルになっていることで、ただサウンドが引き締まるだけでなく、キックとの絡みも見えやすく(聞きやすく)なっているのも確認できます。


Monofilterの画面中央部分は、高精度のステレオ差分スペクトラムアナライザーになっています。つまり、左右にどれくらい音が広がっているかをリアルタイムに画面表示してくれています。上の画像を見ると、指定した周波数より上には左右に広がるステレオ感がきちんと残っていることがわかります。

では、Monofilterをバイパスしてみると?

20160315_blog_mfoff

Monofilterをバイパスしたときの画像がこちら。ね、ひどいものです。100Hzから下がるにつれて、大きく左右に広がっているのがわかります(画像は静止状態ですが、この広がりが時間とともに大きく右へ → 大きく左へ → と動いているのです)。そりゃぁ...締まりのないミックスにもなりますよね.....。

近年のシンセサイザープリセットは、ぱっと聞いたときの豪華さ、派手さを印象付けるために、激しく左右に広がっているものもあります。これは、音楽をつくるときのモチベーションとしては大切な要素ではありますが、ミックスの際には他の帯域を「食って」しまう魔物のようなもの。そんなローエンドを、キャラクターを殺さずすっきりさせるMonofilter、ぜひチェックしてみてくださいね。

 

 

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