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Hideyuki Ashizawa先生と学ぼう。はじめてのWaveform Vol.6 最終回!

2017.10.26

Waveform Peopleのみなさん!お元気ですか?

ボクはリネレボにハマっています。

 

今回で連載が終わります。約2ヶ月かな?

ク自身が楽しく記事を書いていたので、連載が終わるのが寂しいな・・

 


 

連載最終回 - Waveformで内部完結

Waveformをセカンドツールとして扱うのではなく、

内部完結でどこまで表現できるか?を連載を通じて伝えてきました。

最後は、シンプルな作りで表現力を豊かにする方法を紹介します。

 

え?!色々な機能を紹介してきたのに!

書いていて自分でも思った(笑

 

始めに最終回のデモ曲を聴いてみてね。

 

今回も打ち込みを一切していません。

パターンジェネレータ機能とループ素材の組み合わせで制作。

このデモ曲を、どのように作ったかを紐解いていきます。

 

20171026_waveform_ashizawa_review6_picture1

 

全体はこんな感じ。

とてもシンプルだね!リズム、ベース、シンセ、ボーカル、FXの構成。

シンセはOmnisphere2を使用していて、その他はオーディオ素材なんだ。

 

時刻は2:39。

 

各パートごとに説明していきます。

ますはドラムから話そうかな。ドラムパートの構成は下記のとおり。

 

  • cymbal ドラムのシンバル音
  • kick & per キック(バスドラム)とパーカッションの組み合わせ
  • snare スネア
  • per loop パーカッション
  • drum fill EDMドラムフィル
  • drum fill 2 EDMドラムフィル
  • drum fill 3 EDMドラムフィル
  • drum fill 4 EDMドラムフィル

 

20171026_waveform_ashizawa_review6_picture2

 

シンセベースは、Omnisphere2を使用。

プリセットのCircuitry Subzを使ったよ。

 

20171026_waveform_ashizawa_review6_picture3

 

ベースのパターンジェネレータ設定。

Omnisphere2のCircuitry Subzがアルペジエーターで再生するので、

Waveformのパターンジェネレータと組み合わせて出来たフレーズ。

ボク自身、この組み合わせを多用しているんだ!とっても便利。

 

シンセはOmnisphere2を4個使ってる。

全部プリセット。そう、Omnisphere2のプリセットは本当によく出来ている。

デモ曲の最後に向かって、シンセ音がレイヤーしていくイメージで制作。

アレンジの話になるんだけど、ずっと音を詰め込めすぎるとメリハリがなくなる。

一番の聴かせどころで音を聞かせて、その他のセクションでは音を抜くと良いです。

 

20171026_waveform_ashizawa_review6_picture4

 

シンセのパターンジェネレータ設定。

このパターンを各シンセパートにコピーしただけ!簡単だね。

 

時刻は3:41。

 

ボーカルとFX(効果音)はオーディオ素材。

オーディオ素材を購入する時に、SONICWIREをよく利用している。

他社さんを推奨してしまったけど大丈夫だろうか。

 

20171026_waveform_ashizawa_review6_picture5

 

ミックス処理の設定画面。

基本、何もしていません。ドラムのキック以外、100Hzあたりからハイパス処理をしたぐらい。

WavesのIMPusherはイイね!ほどよく使うと音が元気になる。お気に入りのプラグインのひとつ。

 

20171026_waveform_ashizawa_review6_picture6

 

マスターに挿している、マスターラックの中身はこんな感じ。

EDM的なサウンドデザインだったら、このセッティングがお気に入りなんだ。

 

現在の時刻は3:57。

 

Waveformを触られた方、どうでしたか?!

すでに既存DAWを使用している人は、慣れない部分も多いかと思います。

慣れると、とっても面白いツールだと感じるはずです。ボクがそうでした。

 

最後に、Waveformの連載を見てくださった方、Twitterでメッセージを送ってくださった方、

本当にありがとうございました。

Waveformを通じて、みなさまの音楽制作が豊かになる事を願っております。

では!またね~

 

追伸:

木曜日に掲載予定なのに、火曜日の朝にこの記事を書いてます。

メディアインテグレーションのHさん、いつもギリギリの入稿ですいませんでした。

大変お世話になりました!

 


 

著者プロフィール

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芦沢英志
(株式会社マスカチ/サウンドクリエイター)

『ホームセンターでゾンビと戦うゲーム』(海外7カ国で新着アドベンチャー1位を記録/Android版)、『200億人の俺の嫁』などの楽曲及び効果音制作を担当。2017年6月配信、個人名義アルバム「Tropical 43」がiTunes Store トップエレクトロニックアルバム4位を記録。


 

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