2011.08.02
スタッフHです。
本日より新しい「MixがうまくなるTips」のシリーズ、Sonnox Oxford社ウェブサイトに掲載されているムービーTips集に日本語字幕をつけて公開していこうと考えております。これがまた面白くてためになるTips満載なんですよ。
シリーズは現時点でVol.9まで公開されており、順次公開をしてまいります。本日のお題は「コンプとゲート」で作るエフェクトについて。
コンプはさておき、ゲートの用途といえば、タムのマイクに立てたマイクの被りを除去するためとか、ボーカル録音時の不要部分を消すためとか、そんな用途くらいしか私は思いつかなかったのですが、このビデオで解説するのは、ゲートでループサウンドにスタッカートエフェクトを出すというもの。
三分ほどのビデオなので、まずはご覧ください。
いかがですか?ゲートによってループからアタッキーなサウンドのみを抽出し、さらにゲートのアタック設定でグルーブやノリといった部分を調節。「ホールド」というパラメータは「ブレンド具合」と置き換えると理解しやすい、他のパートとの「馴染み」を調節するには…?と、ミックス時に役立つTipsがありましたね。
アタックを出すために闇雲にコンプをかけるのではなく、ゲートで素材を立体的に彫り込む、というのもまたクセになりそうなテクニックですね。
Oxford Dynamicsはコンプだけではなく、ゲート、エクスパンダ、リミッター、サイドチェインEQ、Warmath(暖かみを加える)など、ダイナミクスにまつわる様々な処理を一手に行えるスーパープラグイン。見た目のクールさに反して、実は結構大胆なコンプサウンドも生み出せる製品なんですよ。
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