新しいReference 4、リリース!
次世代の測定法によるヘッドフォンの測定により、30以上もの新たなヘッドフォン・プロファイルを追加し、さらにゼロ・レイテンシーでのプラグイン処理を実現した、新しいReference 4がリリースされました。前バージョンまでは追加オプションだったSystemwideをすべてのエディションに収録。よりシンプルなインストール、アクティベーションにも対応し、一層洗練された次世代リファレンス補正ソフトウェアの効果を体験してください。
主な新機能
- 次世代測定法によるヘッドフォン・モデルの測定
- 30以上もの新しいヘッドフォン・プロファイル
- 計100モデルものプロファイルを収録
- ゼロ・レイテンシーのプラグイン処理を実現
- Systemwideをすべてのエディションに収録
- よりシンプルなインストール、アクティベーション
- ソフトウェア更新の自動化
Reference 3シリーズをお持ちの方にもお得なアップグレード版をご用意しています。アップグレード詳細についてはこちらから。
ヘッドフォン・ミキシング/マスタリングを革新する、初のキャリブレーション・ソフトウェア
スタジオヘッドフォンについて、ひとつ不都合な真実が存在します。それは、真の意味での“リファレンス・ヘッドフォンは存在しない”ということです。あらゆるヘッドフォンは、その物理的な構造の違い、素材や配置の限界によって、異なる響き・特性を持っています。このため、いずれもクリティカルなリスニングに耐えうるほどに完全に中立である、とはいえません。
市場でもポピュラーな、いくつかのハイエンド・スタジオ向けヘッドフォンの周波数特性を見てみましょう。
ハイエンドとはいえ、これだけ特性のばらつきがあるのです。ここで、Sonarworks Reference 4によるキャリブレーションを有効にすると。。。
Sonarworks Reference 4ソフトウェアは、多数のヘッドフォン・モデルを測定、デジタル・プロファイルとして収録、DAWからプラグインによる補正=キャリブレーションを実現します。先進のテクノロジーによって設計・調整されたプラグインがあれば、驚くほどシンプルに正確なサウンドを手にすることができるでしょう。
ヘッドフォン・キャリブレーションの利点
ヘッドフォンのポテンシャルを最大限に活かす
ハイエンドのスタジオサウンドを、ヘッドフォンでも
ヘッドフォン・キャリブレーションは、ヘッドフォン周波数特性についての測定と調整のプロセスであり、適切に調整されたスタジオのモニター・スピーカー、そのフラットで中立なサウンドに限りなく正確に一致させることを目的とします。一般的なスタジオ・ヘッドフォンが完全なエンジニアリングの正確さを備えたデバイスに変身するのです。正しいリファレンス・サウンドを手にすることで、自信を持ってミックス、マスタリングに取り組むことができます。
ハイエンド・スタジオのサウンドをヘッドフォンに
ヘッドフォン・キャリブレーションは、周波数特性の測定と調整、二つのプロセスで成り立っています。その目的は、適切に音響調整されたスタジオ、そこに設置されたフラットで自然なサウンドのスタジオモニターの特性に、ヘッドフォンを正確にマッチさせることです。スタジオ用のスタンダードなヘッドフォンが、精密なエンジニアリングを施したデバイスに生まれ変わります。正確なリファレンス・サウンドを得られることで、より確信を持ってミックス、マスタリングに取り組めるでしょう。
旅路でも、トップスタジオのクオリティ
人生のすべてを居心地の良いスタジオだけで過ごすことはできません。仕事先で、または気のおもむく場所へ、あなたのリファレンス・サウンドを連れて行くことができたら。Sonarworksによるデジタル・ソリューションは、いつでもどんな場所でも、正確なリファレンス・サウンドを提供します。ヘッドフォンとラップトップ、必要なのはそれだけです。
離れていても、コラボレーションをもっと簡単に
キャリブレートされたヘッドフォンは、同じトーンとバランスを備えます。誰もが同じ環境でリスニングすることが可能になるのです。Sonarworksは公式に宣言します、今度こそリファレンス・サウンドの違いから生まれる、結論の出ないやり取りを終わらせることができる、と。
Systemwide - リファレンス・サウンドのリスニングを
かつてないほど簡単に
Reference 4 Systemwideなら、あらゆるオーディオ出力をキャリブレーションすることができます。DAW以外のアプリケーションからリファレンス・サウンドでのリスニング、プロダクションとのシームレスな行き来を可能にします。DAWプロジェクトにファイルを読み込む煩わしさからも開放され、Soundcloudではキックは万全に響いているか、すぐにチェックできるのです。
あらゆるサウンドをリファレンスにキャリブレート
Systemwideは、DAWを使うことなくあらゆるオーディオ音源を中立なリファレンスサウンドに補正します。プラグインに対応する必要もありません。どこからでもReference 4で補正を通した聴くことができ、例えばDAWとSpotify上のサウンドの比較もこれまでになく素早く、簡単に行なえます。
設定したらあとは再生するだけ
Sysytemwideの設定は、Reference 4プラグインと共に動作するようカスタム開発されているため、使用方法も簡単かつ安定しており、キャリブレーションを二重に掛けてしまうこともありません。Reference 4がプラグインとして動作している場合はこれを検知して自動でオフになります。
リファレンス・サウンドを日々の音楽生活に
オーディオのすべてを完全に一貫した環境で再生する。音楽を制作しているときも、お気に入りのミックスをMixcloudで再生するときも、Sysytemwideがあれば、オーディオのあらゆるディテールを見失うことはありません。
Reference 4の仕組み
素早くセットアップ、使い方も簡単です。
1 SonarworksからReference 4をダウンロード
DAWソフトウェアからプラグインを起動します。
2 ヘッドフォンを選択
お使いのヘッドフォンをリストから選択、モデルは続々追加中です。
3 キャリブレートされたサウンドを体験
今まで失われていた、フラットなリファレンス・サウンドを取り戻しましょう!
Reference 4のテクノロジー
卓越したサウンドを、かつてないイノベーションで届ける
Sonarworksは、長年の研究から開発された特許取得のテクノロジーによってヘッドフォンを測定、補正しています。各測定は独自に開発したHeadphone Acoustic Power (HAP) 測定システムを用いて処理しています。このシステムにより、あらゆるヘッドフォンを人の聴覚の認識と同じ周波数特性で測定することができます。

ヘッドフォンキャリブレーションはさらにすごい。リスニング用のチープでドンシャリなヘッドフォンがまるで高級なモニター用ヘッドフォンのような、フラットな特性に変化したのには驚きました。特に日本の住宅環境ではヘッドフォンによるチェックも重要なので、「Sonarworks Reference」というリファレンスがあることは大きな意味がありますね。