NAMM2015:Spectrasonics Omnisphere 2発表!

2008年の発売以来初のメジャー・アップデートをリリース

2015.01.24

スタッフHです。

今年もNAMM SHOWの季節がやって参りました。今年現地にむかったのは、サポート部の癒しの新人、マツ(新婚)です。初日からかなり慌ただしいスケジュールのようで、各ブランドとのミーティング内容もまだまだこれから大量に情報が集まりそうな雰囲気。

そんなNAMM2015。さっそく「超・大型」の発表がありました。

発売から数ヶ月でもう話題にもならなくなるような製品も多いソフトウェア音源カテゴリにおいて、決して流行り廃りに流されないバーチャル・インストゥルメントのトップブランド、Spectrasonics。消費されるだけの音源を連発するのではなく、たった3つの音源に集中。さらにサウンドデザイン、サウンドクオリティーの面でも世界中から絶賛され続けている、紛れもないトップブランド。

そんなSpectrasonicsが、突如として発表したのがOmnisphere「2」 。同社のフラッグシップシンセサイザーであるOmnisphere、2008年の発売以来初のメジャー・アップデートをリリースしました。さっそくNAMM会場のSpectrasonicsブース(ILIOブース内)では、突然のニュースに多くの人が駆けつけているようです。

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写真はエリック・パーシングSpectrasonics代表のFacebookページより

 


 

さて、そんなOmnisphere 2。どんなところがアップデートされたのでしょう。以下のビデオは、Spectrasonics代表のエリック・パーシングさんによるOmnisphere 2イントロダクションビデオ・日本語字幕版です。

ビデオの最後、エリックさんが非常に印象的なコメントをされています。ここに抜粋することにしましょう。

「最初のOmnisphereを発表したとき、"使い尽くすには一生かかるでしょう" と言ったのですが、それは冗談ではなく、本気なのです」

では、新しいOmnisphere 2の特徴をピックアップして参りましょう。


新しく強力なシンセシスの可能性

  • オーディオインポート機能の搭載:お手持ちのオーディオファイルをOmnisphereのサウンドソースとして使用可能
  • 400種以上のDSPオシレーター波形を追加:前作の100倍以上!
  • ウェーブテーブルシンセシス:各波形はウェーブテーブルとしてモーフィングさせることが可能
  • パワフルで新しいグラニュラーシンセシス・アルゴリズムを搭載
  • よりディープなFM/リングモジュレーションにより、アグレッシブなサウンドメイクが可能
  • 新しいフィルターを8種追加:Power Filter、Vowel Filter、Resonantor Filter
  • アナログシンセ特有の「揺れ」を再現するユニゾンモードを搭載
  • モジュレーション機能の強化:より多くのソースで、より多くのターゲットをモジュレート可能に
  • ポリフォニックLFO、モジュレーションエンベロープ機能の追加
  • サウンドソースをリバース可能に

10,000を超えるサウンド

  • Spectrasonicsチームによる、新たに3,000パッチと大量のサウンドソースの追加
  • 最先端で先進的なEDMライブラリを追加
  • ディエゴ・ストッコが製作したカスタム・ビルド・インストゥルメントを収録
  • グラニュラー・シンセシス用にフレーズベースのサウンドソース・カテゴリを追加
  • 数百種類にもおよぶサーキット・ベンド(ゲーム機やオモチャの楽器など)のサウンドを追加
  • Spectrasonicsならではのサイコ・アコースティック・サンプルを大量に追加
  • 鍾乳洞で収録された他にはないメロディックなサウンドソースを新たに追加
  • さらにもっと!

新しいインターフェイス

  • 新しくデザインされた横長のインターフェイス、多くの改良
  • モジュレーションのパラメータ、状態やルーティングを常にウインドウに表示させる事が可能に
  • 常に表示可能なミニ・ブラウザ
  • より大きなフル・ブラウザ

改良されたサウンド・ブラウジング

  • Sound Match機能により「似ているサウンド」を膨大なパッチから絞り込むことが可能に
  • Sound Lock機能により、特定のパラメータ、エフェクトなどの状態を固定したまま別のサウンドをロード可能に
  • コラボレーション、サードパーティーライブラリ制作に最適なサウンド/プロジェクト共有機能
  • サウンド・オーガナイズシステムの改良
  • ロード前に、より快適な試聴が可能なエンジンの改良
  • 「気分」でサウンドセレクト
  • ジャンルの拡大
  • オシレーターのタイプでブラウジング
  • ブーリアン検索機能

アルペジエイターに搭載された新機能

  • ステップシーケンサーのように音階指定が可能に
  • アルペジエイターパターンをロックして、他のパッチに切り替え可能
  • Speed Offset機能により、スローダウン/スピードアップのような演出
  • アルペジエイターをモジュレーションで制御可能に

その他

  • 25種のラックエフェクトを追加
  • エフェクト部に大幅な改良
  • 更に多くの改良

リリースは4月末と発表されましたが、国内でのリリースはまだ未定(とはいえ、同時にリリースできるように調整中)。非常に多くの機能追加だけでなく、きっちり「改良」が加えられたOmnisphre 2。続報をお待ちください。

 

2015.1.25追記!

Spectrasonicsの代表であり、世界中のアーティスト、クリエイター、サウンドデザイナーからも尊敬を集めるエリック・パーシングさんより、日本のみなさまへメッセージビデオを追加しました。

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