進化を遂げた透明度とフレキシビリティ
スタジオに比類無きトランジェントサウンドを
高解像度化が進んだレコーディング技術と再生環境の進化はマイク・プリアンプにも進化を必要としました。トランジェントに優れ、原音に忠実、トラックを重ねても飽和することのないサウンドが必要です。
2011年 SP-MP4から始まるSP-MPシリーズはその時代の変化に応えたプリアンプです。そのSP-MPシリーズの比類なきトランジェントサウンドが更なる進化を遂げたSP-MP500の登場です。
SP-MP500はアプリケーションに合わせて自由なコンフィギュレーションに対応可能な500シリーズ・フォーマットで登場です。使用環境に応じ、1chから2ch、4ch..と容易に拡張が可能です。
FEATURES
- ピュアでフラットなSP-MPシリーズ最高音質
- リボンマイクにも対応可能な+66dBゲイン
- 固定抵抗による3dBステップ・ゲイン・セレクター
- 48Vファントム電源搭載
- ローカット・フィルター搭載(40Hz、-6dB/oct)
- -20dB Pad搭載
- 極性反転スイッチ搭載
固定抵抗使用の3dBステップ・ゲイン・セレクター
音質劣化の原因となる可変抵抗器ではなく、各設定ご とに固定抵抗を使用したゲイン・セレクターを搭載。
ゲイン設定に関わらず、ロスを極限まで抑えたピュアなゲインが得られます。
+66dBゲイン
66dBもの高ゲインが得られるため幅広いタイプのマイクに対応。しかも、原音を忠実に増幅するため、原音に忠実なマイクでは正確に音を再現、真空管マイク、リボン・マイクのキャラクターも忠実に音に表現されます。
操作性と機能美を備えたアルミ削り出しパネル
バルミューダ社が手掛けたSP-MP4のデザインを踏襲した7mm厚のフロントパネルは、世界的に評価が高い入曽精密製のアルミ削り出し。操作性に配慮した大型のゲイン・スイッチにより操作性と機能美を兼ね備えています。
音を変質させないための結論
一般的なバランスイン/アウトのプリアンプ回路に比 べ、1/3以下にまで絞り込んだ部品点数。チップ抵抗に比べ割高な帰還抵抗を採用するなど、厳選された部品。すべてが、音を変質させないための結論です。
NEW
オーディオ用として定評の高いMuseコンデンサを搭載
高音質で定評高く、ハイエンド・コ ンソール、 アウトボードのアップグ レードに採用される Muse コンデンサを採用。周波数特性は更にフラットに、応答特性の安定性がナノ・セカンド単位で向上。原音忠実度が 更なる向上を遂げました。
三船雅也(ROTH BART BARON)が語る
ファースト・インプレッション
主に今回はボーカルとアコースティックギターで使用させていただきました。
SP-MP500を通すとナチュラルに出過ぎてしまうハイの音 をトリートメントしてくれてミドルからローにかけて独特の粘りをもたらしてくれます、ボーカルに対して自然に押し出したような上品 な温かみを足してくれるのが印象的でした。
プリアンプに何も通していない音だとどうしても腰高になってしまいいくつかプラグインを 使用しなくてはなりませんが、いちどSP-MP500を通した音を聞くともう何も通さない元には戻れない物足りなさを感じてしまいました。
ボーカルRECをしていてもアコースティックギターをRECしていてもまず音を弾いた瞬間から反応してくれるアタックの良さ、音の輪郭を出してくれるナチュラルさがすばらしいですね。
ゲインレンジも広く、小さな音でも余裕を持って拾うことができます。個人的 に古い機材を持っていたりいろいろな出力の小さな古い機材を使ったりする自分の制作環境には非常にありがたいです、初めてどんなプリアンプを買ったら良いだろうと考えている方にも最初のベーシックな一台としてお勧めできますね。
劇的な効果というわけではな いんですが、流行り廃りに流されないずっと手元に残ってくれる信頼できるプリアンプだと思います。
ACCESORY
SP-BP500: 500シリーズ用1スペース・ブランクパネル(別売)
500シリーズ専用の1スロットサイズのブランクパネル。加工精度0.003mmを持つ入曽精密によるアルミ削り出し。SP-MP500同様の7mm厚のパネルのコーナー に施された切り込みが空きスペースをソリッドに演出し ます。
SP-MP500の発売を記念し、本機ご購入者の中からSP-BP500を抽選で10名様にプレゼント!
SP-MP500の発売を記念し、本機ご購入者の中からSP-BP500を抽選で10名様にプレゼントいたします。
プロモーション対象期間:2021年4月26日(月)から5月26日(水)
お申込締め切り:2021年6月4日(金)