2018.01.27
NAMM 2018のApogeeブースにて、同社として初となるオールインワンDSPプラグイン、DualPath FX Rackが公開されました。 Ensemble Thunderbolt と Elementシリーズ専用に設計されたDualPath FX Rackは、ダイナミクスおよびEQプラグインとして、DAW上のネイティブ・プラグインとして、Apogeeインターフェイス上でハードウェア・ベースのDSPエフェクトとして動作します。二つのタイプのプラグインをDAW上で起動、ハードウェア入力とリンクさせるパラレル・オペレーションが可能なため、複雑になりがちな低レイテンシー・プロセッシングのワークフローを、よりシンプルに扱うことが可能になります。
サウンドの処理を引き継ぐために、異なるアプリケーションを行き来したり、プラグイン設定をコピーする必要もありません。DualPath FX Rackは、Logicを始めPro Tools、Ableton Live、Cubaseといった主要ホストアプリケーション/プラグインフォーマットに対応します。
また、Ensemble や Elementシリーズがない環境でも、DualPath FX Rackはネイティブ・プラグインとして、ハードウェアのオーディオ・インターフェースなしに動作することが可能です。このため、場所や人、ワークステーションを超えてセッションをシームレスに移動、扱うことが出来るでしょう。
DualPath FX Rackは2018年春登場予定、Ensemble Thunderboltおよび Elementシリーズのソフトウェア・アップデートとして、またはEnsemble、Element購入時にユーザーの方に無償で提供されます。
特徴
レコーディング時も使用可能な、ニアゼロ・レイテンシーで動作するプラグイン
レコーディング時のプラグイン使用をよりシンプルにするワークフロー
*上記仕様は2018年1月現在のものとなり、変更される可能性があります。
[NAMM2018REPORT]