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DigiGrid Desktopシリーズ: よりパーソナルな制作環境向けのネットワークオーディオ・インターフェース4製品が登場!

NAMM2016初日、DigiGridのプレスカンファレンスにて新しいDesktopシリーズ4製品が発表されました!

2016.01.23

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NAMM2016初日、DigiGridのプレスカンファレンスにて新しいDesktopシリーズ4製品が発表されました!

For Desktop Archives - DigiGrid
http://digigrid.net/product-category/desktop/

SoundGridとDgiGridについて簡単にご紹介しておくと、SoundGridはWavesが開発したEthernet接続のネットワークオーディオ規格です。対応のオーディオインターフェースやサーバーといったデバイスを複数コンピュータからアクセスしてオーディオをルーティングしたり、冗長化(リダンダント)が簡単に行えるのが特徴です。

DigiGridはこのSoundGrid対応製品をリリースしていますが、今まではスタジオ/ライブサウンド/ブロードキャスト向けの1U/2UのラックマウントやMADI対応モデルが主力でした。

今回発表されたのは、よりパーソナルな音楽制作向けの製品Desktopシリーズ。製品ラインナップは下記のとおり:

20160123_digigrid_DiGiGrid-D

DigiGrid D: 名前にある[D]の通り、まさにデスクトップでの使用を想定した、4in/6out、96kHz対応のオーディオ・インターフェース。接続フォーマットEthernetでSoundGridネットワークへの接続が可能です。XLRマイク/ライン入力x2、Hi-Z(インストゥルメント)入力x2を中央に配し、右側にはヘッドフォンとモニター用の大きなノブが搭載されています。メーターもしっかり大きめの表示で、操作性が良さそうですね。出力はTRSx4とヘッドフォンとなっています。ホームプロダクションに必要十分な機能、片手で持てるほどのコンパクトなサイズと、現代的な仕様に仕上がっている印象です。

20160123_digigrid_IMG_0051

 


 

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DigiGrid M: 手のひらサイズのキューブ型に2in/2outと、DigiGrid製品中最もミニマルな構成のインターフェース。でもれっきとしたEthernet接続のSoundGridネットワーク対応製品です。XLRマイク/ライン入力x1、Hi-Z(インストゥルメント)入力x1、初めてDigiGrid製品を導入される方にはもちろんお薦めだと思いますし、既存のラック製品と組み合わせてもっと手元で手軽に入出力をしたい+αとしての利用もいいですね。こちらもまたトップパネルの大きなノブを搭載して、シンプルでユーザビリティを考えられたインターフェースになっています。サイズもご覧のとおりカッチリしつつも持ち動かしやすい形ですね。

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DigiGrid Q: Mと同じキューブ型ですが、Qはヘッドフォンアンプです。入力はEthernet=SoundGridネットワーク、AES、RCA、そしてなんとBluetoothにも対応。スマートフォンやタブレット、PCとペアリングが可能です。他のDigiGridインターフェースの出力をネットワーク経由でブースでモニタリングしたり、他のスタジオ機器からデジタル接続する、手軽にホームオーディオ機器をラインで入力したり、iPhoneからBluetoothでオーディオ・ストリーミングする、色々な使い方ができますね。手元に置いて操作することを考えられているので、レコーディング時のキューボックスからプロダクションのときに外部機器を繋ぐといった作業が手軽に行えるのが魅力です。

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DigiGrid S: ラインナップ中、唯一オーディオインターフェースではない[S]は、オーディオ、ネットワーク信号だけでなくPoE(Power over Ethernet)で電源も供給可能な4つのEthernetポートを備えたスイッチャーになっています。D/M/Qは基本的には電源アダプタで駆動しますが、DigiGrid Sに接続すればアダプタレスのPoEバスパワー供給が可能になります。さすがにIOSやDLSといったラック製品へのPoEは無理、とのことでしたが、こちらはさらSoundGrid以外にDanteにも対応しているため、多様なネットワークの構築が行えますね。

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今までプロフェッショナルなスタジオやライブFOHやレコーディング、ブロードキャストがDigiGrid製品の主要分野でしたが、Desktopシリーズはよりパーソナルで身近な製品となりそうですね。手元に置いて操作するのに、ちょうど良いサイズ感になっています。

今回の新商品を、DiGiGridのダンさんがさっと紹介。

 さらに詳細な製品情報や仕様は、追ってDigiGrid日本語ウェブサイトで順次公開しますので、お待ちください。

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