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DiGiGridで制作の全てが変わった:OM Factoryセミナー(その1)

2015.06.05

2015年3月、私たちメディア・インテグレーションのセミナールームでひときわプレミアムなセミナーが開催された。

講師にはOMFACTORY代表取締役の大島su-kei氏。著名クリエイターのDAW専用カスタマイズPC製作を手がけるばかりでなく、自身もクリエイター、プロデューサーとして日々音楽に携わっている。大阪・東京それぞれに拠点をもち、今年に入ってからは東京・下北沢のスタジオを大幅にアップグレード。

その下北沢スタジオを構築する際に、大島氏がスタジオの中核としてセレクトしたオーディオI/Oが、DiGiGridインターフェイスだった。

Win/Macを使い分けるばかりでなく、Cubase/Pro Toolsと複数の環境で制作し、自分自身ばかりでなく複数のアーティスト、ミュージシャンとの活動が日常。さらに、コンピューター内部だけでなく大量のアウトボードも活用している。そんな環境で「DiGiGridインターフェイスは(メーカーが発表している通りのことが本当にできるなら)理想のインターフェイスだ」と直感したという。

大島氏はDiGiGrid DLSが発売されるとともにこれをスタジオに導入。新設の下北沢スタジオが稼働するタイミングと合致したこともあり、その時手がけていた奥華子さんの楽曲制作・レコーディング・ミックス作業にさっそく実践導入した。


このレポートは、大島氏がスタジオ建設から奥華子さんとの制作、レコーディングに至るまでを「実体験」していただくためのレポート。数回にわけてビデオつきでご紹介する。


まずはこのセミナーがどのような環境のものであるか、大島氏自らによる解説。「大島氏のスタジオにある環境を、本セミナーでどう再現した」のか。

大島氏の持ち込み機材は大量で、Windowsマシン(OMFACTORY製)、2台のMacBook、マイクプリ、ハードのアンプシミュレータを用意。これらが全て、DiGiGrid DLS、IOSを中核にイーサネットケーブルで接続されている。


下のムービーは、OMFACTORYが下北沢にスタジオ移転を計画したときの内容。

ここで大島氏は、新スタジオのコンセプトについて解説している。「どういう環境が必要かをこうやって改めて考えてみることは、スタジオを作る上で非常に重要」と語っている。大規模なスタジオだけでなく、ホームスタジオを一新したいという方にもきっと参考になる、頭の整理術のようだ。


 今回レポートする最後のムービーは、少々番外的。OMFACTORYの新スタジオの内装は、床の敷き詰めから内装、柱組から遮音に至るまで、なんと全て大島氏による手作業(!)とのこと。

どうして「手作業」にこだわったのかについては、ビデオ後半で大島氏の口から語られる。「単なるこだわりだけ」ではない、大島氏の音楽に対する熱量も伝わってくる。

続きます

 

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