先日情報が公開された、Apogee Symphony I/O Mk II、タッチパネルと1つのノブというモダンなインターフェースと、Ensembleに続きブラックカラーを採用してより精悍になった筐体。もちろん見た目だけではなく、最新のコンポネントとよりストリームラインに改良された回路、Mk IIのためによりダイナミクスを向上した、新しい8x8、16x16モジュールカードと、コンスタント・カレント搭載のヘッドフォンアンプと、Apogeeの30年開発史上で最高のAD/DAコンバージョンを誇る、まさに次世代のフラッグシップにふさわしい仕上がりとなっています。
スペック等の詳細については、Symphony I/O Mk II 日本語製品ページでご覧いただければと思いますが、ルックスがソリッドになり、プライベートから大きなスタジオ、ライブ、ブロードキャストと、どんなルームにも馴染みそうな印象です。
Symphony I/O - Multi-channel Audio Interface
http://www.apogeedigital.com/products/symphony-io
ということで、とにかくMIスタッフ一同も実機が待ち遠しいところですが、NAMM2016のApogeeブースはそのSymphony I/O Mk IIと、Thunderbolt搭載で先行する
Ensembleを中心に、モバイル関連製品まで展開していました。
入り口には”Apogeeは過去19回のTEC Awardを受賞し、第31回目のTEC Awardスポンサーであることを誇りに思います”の一文。19回!
同じフォームファクターではこれ以上ないほど高品位なコンバージョンを提供する
Duet、さらにその弟
One、兄貴分になる
Quartetほか、全ラインナップを展示中。
iPhone/iPad向けレコーダー・アプリMeta RecorderはNAMM直前にv1.2へアップデート、4台のiOSデバイスをWifi経由でリンクして録音ができたり、iPadのスプリット・スクリーンやスライドオーバーにも対応しています。リンク機能は強力ですね!これは試したい。
Meta Recorder
http://www.apogeedigital.jp/product/metarecorder
最後にApogeeアドバイザーでもある、ミキシング・エンジニア
ボブ・クリアマウンテンさんがブースの様子を見に来ていらっしゃったため、スタッフ・ミヤホンとのツーショットを。ローリング・ストーンズ、ブルース・スプリングスティーン、先日他界されたデビッド・ボウイのLet’s Danceもこの方のミックスなんですよね。
二人の背景には、Apogeeの名を一気にモバイル・ハイエンドオーディオ分野に広めたUSBヘッドフォンアンプ
Grooveの試聴コーナーが見えますね。この製品に搭載されている、およそあらゆるインピーダンスのヘッドフォンを適正なレベルで駆動するコンスタント・カレント・ドライブは、Symphony I/O MkIIにもより改良された形で搭載されていますよ!