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EVE Audio : BeliEVErs – High Tide Studios

2017.07.19

High Tide Studios

Recording studio, songwriting, production
SC207 & SC408

High Tide Studios は、2010年にドミニク・ハートマンとレナート・ダーマンによって設立されて以来、ドイツ国内でプロフェッショナルな音楽制作やレコーディング、作曲活動を行う最先端のスタジオ施設として知られている。

現在スタジオ運営の中心を担う 4 名のエンジニアは、レオナ・ルイス (Leona Lewis) やロビー・ウィリアムズ (Robbie Williams)、ワンリパブリック (OneRepublic) にライアン・レスリー (Ryan Leslie)、さらにエイコン (Akon) といった国際的なアーティストを手掛けた他、ディトーテンホーゼン (Die Toten Hosen)、グアノエイプス (Guano Apes)、ディヒューナー (Die Höhner)、そしてスコーピオンズ (Scorpions) といったドイツ国内のアーティストとのプロジェクトにも携わってきた。
ミキシングやマスタリングといったサービスはもちろん、作曲や楽曲アレンジ、プロデュースといったクリエイティブな仕事も彼らの日常業務の一環となっている。

2014 年初頭にスタジオを移転して以来、High Tide Studios は非常に精確なモニタリングを可能とする 2 つのコントロール・ルーム、広い録音ブース、そして快適なボーカル・ブースを提供している。キッチン付きのロビーやテラスは、作業の合間の歓談の場として最適だ。スタジオ全体のレイアウトプランは mbakustik が担当し、内装や配線を含む施行はすべてスタッフ自らが 10 ヶ月の期間をかけて行った。

コントロールルーム A は、アナログ中心のセットアップとなっており、56 チャンネル仕様の Amex Hendrix コンソールを中心に数多くのハイエンドなアウトボード機材が設置されている。中でも特に重点が置かれたのは、優れたスピーカーを採用した最適なリスニング環境の実現だ。

スタジオ設立者の一人、ドミニクはこう述べている。「EVE SC207 は、我々がメインモニターとして使用している Dynaudio M3 の補足用スピーカーとして完璧なステレオイメージを再現してくれるため、迅速かつ正確にボーカルと楽器のミックスバランスをとることができるんです。SC207 や SC408 ほど耳に負担をかけずにこれほど精確なサウンドを再現してくれるスピーカーは他に思い当たらないですね。」

レナートがこう加える。「SC207 を使っての作業が大変上手く行ったので、上位機種である SC408 をメインモニターとしてコントロールルーム B で使ってみたいと思いました。」

High Tide Studios のコントロールルーム B には、96ch入力の Sony Oxford R3 コンソールが用意されている。SC408 は同ルームにサイズ、パワー、そしてサウンドの面において完璧なマッチングをみせており、デザインもスタジオのモダンな内観によく馴染んでいる。

「SC408 のサウンドは驚くほど精確です。ミックス音源を聴いても、録音ブースの自然な空間の響きと人口的なリバーブの違いを聞き分けられるほどです。このスピーカーなら各楽器をステレオイメージの中に完璧に配置できるという確信を持ちながら作業ができますね。」

この記事は www.eve-audio.com に掲載されたものをEVE Audioの協力の元日本語訳したものです。

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