これからのPro Tools HDX/HDシステム構築は、ネットワーク接続でパワフル&フレキシブルに。Pro Tools HDX Coreカードが単品でも購入可能となり、AvidからDigiLink I/Oライセンスの提供が開始されたことで、サードパーティー製のDigiLink互換オーディオ・インターフェイスをPro Toolsシステムへ組み込むことが容易となりました。DiGiGrid DLIは、1台につき64chまでのDigiLink系統をSoundGridに変換、HDXシステムの超低レイテンシー環境でWaves等のSoundGridプラグインをインサート可能、Etnernetで最大8台までのDiGiGrid I/Oを接続可能になるなど、あなたのPro Toolsシステムの可能性をネットワーク・オーディオで大幅に拡張します。
DLIが拡張するPro Tools HDX / HD / Nativeシステム
システム例 1:Pro Tools HDX/HDシステムにプラグイン処理能力を追加。
- DiGiGrid DLIに加えてWaves Impact ServerなどのSoundGrid Serverを追加することで、CPUへの負荷をかけずにWaves、Sonnox、FluxなどのSoundGrid対応プラグイン処理が可能。CPU(AAX Native)、HDX(AAX DSP)、WavesServer(SoundGrid)の3つのプロセッサーで分散化することでHDXシステムのパワーを拡張。
- 低レイテンシー化により、録音時のプラグイン・アサインも可能。ギターエフェクトの掛け録り、ボーカル録音時のコンプ/リバーブなど、ミックス時と同じSoundGridプラグインを録音時に使用可能。
- DLI + Impact Server:¥213,048-(税別合計参考価格)
システム例 2:Avid製レガシーI/Oを、超低レイテンシーのPro Tools Nativeシステムで活用。
- 旧機種である192 I/Oなどを、DiGiGrid DLIに接続することでNative環境のI/Oとして活用可能。SoundGridのネットワーク・レイテンシーはわずか0.8ms。
- DiGiGrid DLIに加えてWaves Impact ServerなどのSoundGrid Serverを追加することで、CPUへの負荷をかけずにWaves、Sonnox、FluxなどのSoundGrid対応プラグイン処理が可能。CPU(AAX Native)、WavesServer(SoundGrid)の2つのプロセッサーで分散化することでNative動作のPro Toolsシステムのパワーを拡張。
- SoundGrid用のプラグイン・シェルStudio Rackを利用することで録音時のプラグイン・アサインも可能。ギターエフェクトの掛け録り、ボーカル録音時のコンプ/リバーブなど、ミックス時と同じSoundGridプラグインが録音時に使用可能。
- DLI + Impact Server:¥213,048-(税別合計参考価格)
システム例 3:Pro Toolsシステムにプラグイン処理能力とオーディオ入出力を追加。
- DiGiGrid IOS-XLなどのSoundGrid Server機能内蔵のデバイス追加することで、CPUへの負荷をかけずにWaves、Sonnox、FluxなどのSoundGrid対応プラグイン処理が可能。CPU(AAX Native)、HDX(AAX DSP)、Waves Server(SoundGrid)の3つのプロセッサーで分散化することでHDXシステムのパワーを拡張。
- 低レイテンシー化により、録音時のプラグイン・アサインも可能。ギターエフェクトの掛け録り、ボーカル録音時のコンプ/リバーブなど、ミックス時と同じSoundGridプラグインが録音時に使用可能。
- IOS-XLの8Chアナログ、AES/EBU入出力を、Pro Tools HDXシステムのI/Oとして追加。
- DLI + IOS XL:¥542,948-(税別合計参考価格)
システム例 4:すべての入出力をネットワーク経由にすることで拡張性を向上。
- 安価にPro Tools HDXのI/Oとして構築が可能。また、IOX、IOCなどのDiGiGrid I/O、Apogee Symphony MK2などのSoundGrid対応I/Oを増設することで、フレキシブルに目的に沿った端子(ADAT、AES/EBU、アナログなど)をI/Oモデルによって自由に選択可能。
- すべてのDiGiGrid I/OはEthernetで接続するため、録音ブースや離れた部屋でも容易に設置や増設が可能。
- DLI + IOX + IOC:¥535,519-(税別合計参考価格)
システム例 5:サードパーティー製DigiLink I/Oにもプラグイン処理能力を追加。
- Lynx、Focusrite、Apogee Symphony I/O MK2などサードパーティー製DigiLink I/Oを使用している場合でも、DiGiGrid DLIに加えてDiGiGrid DLSなどのSoundGrid Serverを追加することで、CPUへの負荷をかけずにWaves、SonnoxなどのSoundGrid対応プラグイン処理が可能。CPU(AAX Native)、HDX(AAX DSP)、WavesServer(SoundGrid)の3つのプロセッサーで分散化することでHDXシステムのパワーを拡張。
- 低レイテンシー化により、録音時のプラグイン・アサインも可能。ギターエフェクトの掛け録り、ボーカル録音時のコンプ/リバーブなど、ミックス時と同じSoundGridプラグインが録音時に使用可能。
- DLI + DGS:¥282,037-(税別合計参考価格)
上記の接続例以外にも、よりコンパクトなDiGiGrid Desktop Seriesや、MGBやMGOなどのMADIインターフェイスを追加するなど、SoundGridネットワークの拡張方法は多岐に渡ります。システム導入のご相談はお気軽に全国のDiGiGridディーラー、または弊社ご購入前相談窓口まで、お気軽にお問い合わせください。
- Pro Tools HDXカードにDiGiGird DLIを接続するためには、Pro Tools HDソフトウェアのライセンスに加えて、Avid Technology社が提供するDigiLink I/Oライセンスが必要です。
- DiGiGrid IOS-XLで使用可能なプラグイン数の参考値は、DiGiGrid IOS-XL製品ページの「ベンチマーク」タブでご確認いただけます。