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BIASシリーズを使いこなそう 〜第六回 BIAS HEAD実践編

2017.01.20

Introduction, はじめに

「PositiveGridのBIASシリーズを使いこなそう」第6回はBIAS HEAD実践編としまして、BIAS HEAD、BIAS HEAD DSPを実際のレコーディングやライブで使う時の機能などを紹介します。加えてソフトとハードの優れた連携にも触れていきます。

第一回 BIAS FX

第二回 BIAS AMP

第三回 BIAS Pedal

第四回 BIASシリーズ3製品を統合した使い方
第五回 BIAS Head導入編

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スピーカーを使わないラインレコーディング

小規模なレコーディングスタジオや自宅録音などで最も多く使われるのが、このラインレコーディングになるかと思います。アンプシミュレーター等を使う事でリアルのアンプを大音量で鳴らしたり、的確なマイキングをする事なく、迫力の音でレコーディングする事が出来ます。実際のところ2017年現在最も多く行われているギターレコーディングの手法とも言えるでしょう。

*ラインレコーディングとは:ギターアンプのスピーカーを鳴らさずアンプやスピーカーやマイクをシミュレートをした回路を通して、アンプらしい音でレコーディングする手法。オーディオインターフェースやモニタースピーカーにラインレベルで出力します。また、ギターアンプをシミュレートしたケースとあえてシミュレートせずパキパキのラインの音でレコーディングする事もあります。 アンプシミュレーターの種類もアナログのフィルター回路を使ったものから、デジタル領域でモデリングするタイプまで数多く存在します。

BIAS HEAD は真空管アンプとスピーカーキャビネットをデジタル領域でモデリングしてリアルなサウンドを出力するタイプになります。加えて内蔵された600ワットのパワーアンプを使い、通常のギターアンプと同じようにスピーカーキャビネットから大音量で出力する事も出来ます。*DSPモデルはパワーアンプを内蔵していません。

 

実際のラインレコーディングの手順を解説してみましょう

ギターからBIAS HEADのINPUTへBIAS HEADのLINE OUTからオーディオインターフェースへ接続します。DAWのオーディオトラックのインプットモニタリングオをオフにして、オーディオインターフェースのダイレクトモニタリングから音を聞く設定にすれば、本物のギターアンプから聞けるようなリアルなサウンドをニアゼロレイテンシーで聞くことが出来ます。この状態でDAWのオーディオトラックにレコーディングすることが出来ます。

*ソフトやプラグインを使ったリアルタイムモニタリングでは、PC内部の処理の関係で起こるレイテンシーを避けることが出来ないのですが、BIAS Head は本体に内蔵のDSPで処理を行うのでリアルタイムモニタリングでのレイテンシーはほとんど起こりません。また、PCのパワーに依存しないので、ギターアンプの音作りを安心して行うことが出来ます。これはBIAS Head というハードを使う大きな利点と言えるでしょう。

 

スピーカーキャビネットと繋いでアンプヘッドとして使う

BIAS HEADには600ワットのパワーアンプが内蔵されているので、通常のギターアンプヘッドと同じような使い方も出来ます。 ライブなどでキャビネットから音を出したい時には、BIAS HEADのスピーカーアウトをスピーカーケーブルでキャビネットと接続します。その時にCAB SIMスイッチをオフにする事でスピーカーシミュレート部分を省いた信号をキャビネットに送る事が出来ます。

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この時便利な機能がありまして、スピーカーアウトにはキャビシミュレートを通さない信号を送り、ラインアウトからはキャビシミュレートを通過した信号をPAに送る事が出来るんです。 こうする事でステージ上では通常のギターアンプから出る音を聞きながら、PAにはキャビシミュレートされた信号をラインで送る事が可能になります。

更に、BIAS HEADのプリアンプ部やトーン回路やパワーアンプ部など全てのパートを独立してバイパス出来るので、様々なケースにフレキシブルに対応出来ると言えるでしょう。

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黄色いライン上がアクティブな回路、上方にずれているのがバイパスされた回路。

 

ソフトウェアとの強力な連携

BIAS HEADは通常のギターアンプと同じようにつまみを回して音作りすることが出来るのですが、ソフトウェアのBIAS AMP(Mac,PC,iPadバージョン)と連携することで更にディープかつ極めて分かりやすいエディットが行えるようになります。

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BIAS AMP自体はアンプシミュレーターソフトなのですが、BIAS HEADを繋ぐことで優れたUIを持ったエディターソフトに変貌するのです。BIAS AMP上ではBIAS HEAD REMOTE MODEと表記されます。

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やり方はとても簡単です。パソコンとBIAS HEADをUSBで繋いだ状態でソフトのBIAS AMPを起動すると自動でリンクするので特別な設定は必要ありません。

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iPadバージョンではBluetoothを使った無線での「リモコン操作」が可能です。

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加えて、BIAS HEADとリモートモードのBIAS AMPどちらのツマミからでもエディット可能で、どちらにも保存する事が出来ます。

 

リモートモードのBIAS AMPで出来る事

BIAS HEAD単体ではエディット出来ないを始め、ソフトウェアのBIAS AMPで出来ることは全て出来るようになり、その全ての設定をBIAS HEADに反映させる事が出来るようになります。

BIAS HEAD単体で出来ない事をいくつか紹介してみましょう。

プリアンプ部の真空管の種類を変えたり、

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トーン回路の種類を変えたり、

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トランス部の回路を変えたり、

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IRデータを読み込んだり、

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他にも本当に沢山あるのでここで全て紹介する事は出来ませんが、弄れない所は無いのでは?と思えるほどカスタマイズする事が可能です。 そしてその設定をノートパソコンやiPadで気軽に持ち運べるので、例えばラインで作ったパッチをスタジオに持ち込んで、リアルなキャビネットで鳴らしてマイキングする、なんて事も簡単に行えますね。

他にもラインのデータをリアンプしたり、カスタマイズされたアンプをクラウドで共有したり、出来る事は数多くありますし、各ユーザーのアイデアで今まで誰も思いつかなかったギターアンプの使い方を実現出来る可能性を秘めているとも言えるでしょう。

「PositiveGridのBIASシリーズを使いこなそう」第6回はBIAS HEAD実践編は以上になります。

是非楽器店などでBIAS HEADの音と魅力的な機能に触れてみてくださいね!


著者について

鈴木 健治

20160812_positivegrid_biasfx_tutorial_kenjisuzuki1ギタリスト、作編曲家 2月18日生まれ 神奈川県出身

スタジオミュージシャンとして、MISIA,宇多田ヒカル,BoA,EXILE,倖田來未,SMAP 他沢山のアーティストのレコーディングへ参加。その数は1000曲を超える。
キレのあるリズムギター、歌う様なリードギターは、1990年代〜2000年代のJ-POPでのギターアプローチに多大な影響を与える。アレンジャーとしてMISA,V6,島谷ひとみ、華原朋美、等の作品に参加。

ライブサポートでもその他多数のアーティストのライブに参加。
近年はセッションミュージシャンの枠を超えて、ソロギタリストとしてインスト曲の作曲、ライブ活動の他、iPhoneアプリ、ゲーム、CMなどの音楽制作も行っている。

鈴木健治オフィシャルウェブサイト http://kenjisuzuki.net
オンラインマガジン「週刊宅録ギター」https://note.mu/kenjisuzuki/m/m88ca3dd824d5

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