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ボーカルにほんのちょっとの「歪み」。これが難しい

SoundToys Decapitatorを使用した「ボーカルをぐっと前に出す」Tips

2013.05.14

スタッフHです。

おかげさまでたくさんのチェックを頂いている「Mixが上手くなるTips」。これまでSonnox OxfordやWavesからのビデオとともに掲載して参りましたが、本日は初となるSound Toys社からのTips記事。

今日のTipsは少しだけ上級テクニックですが、「曲をより魅力的に聞かせる一級のエンジニアは、こういった作業をするんだな」と思いながらご覧いただけると楽しめるかと思います。ビデオに登場するのは、「Mixが上手くなるTips」の初回から登場しているFabさん。Fabさん関連の過去記事まとめリンクは記事最後にご用意しておきますね。

テーマは「ボーカルをぐっと前に出すテクニック」。具体的には、歪みを加えるプラグイン(SoundToys Decapitator)を使用したTips。

Decapitatorは往年の名コンソールやプリアンプに突っ込んだようなサウンドを得るプラグイン。ふわりと持ち上がるマイルドな歪みから、元のサウンドをぐしゃぐしゃに壊すような激しい歪みまで、幅広いトーンが得られる隠れた名プラグインなのですが、今回は「ふわりと持ち上がる」ほうのテクニックのご紹介です。

前口上はこの辺にして、ビデオをご紹介しましょう。わずか3分のビデオです。 

Fabさんの軽快な語り口と同様に、ビデオもクイックに進行します。ビデオをご覧いただく環境によっては「え?なんか変わった?」と思うほど微妙な差ですが、ヘッドフォンやモニタースピーカーなどで確認いただけると「ああ、本当だ、これは違う」と感じて頂けるかと思います。

2:10秒辺りからは、エンジニアの観点に加えて「プロデューサー的な観点」も感じられるTipsがあります。サビに入った時に豪華さを感じさせるためのテクニック(…というよりは、音を操る時の”心構え”に近いかもしれません)に触れられているので、ぜひチェックしてみて下さい。

今回のテクニックは、SoundToytsのDecapitatorだけでなく、様々なプロセッサーで可能なテクニックかと思います。お手持ちのアナログ的な歪みを得られるプラグインでまずお試し下さいね。

 

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