ApogeeからMetaRecorder 2.0リリース
2018.10.24
Apogeeから、MetaRecorderバージョン2.0がリリースされました。フィールド・レコーディングの現場で、直感的なマルチ・テイク・レコーディング、タグ管理、ファイル・オーガナイズが可能な、iPhone, iPad, iPod toucc対応アプリです。
V2.0では、新しいTimecode SystemsのUltraSync BLUEデバイスをサポート、アプリ内購入によりBLUEタイムコートが利用可能となり、さらにApogeeの新しいJam+、MiC+にも最適化されました。
プロフェッショナルのためのフィールド・レコーディング
UltraSync BLUEモジュールを追加購入することで、最大4台のiOSデバイス間で、オーディオおよびビデオをBluetoothにより最大10mまでワイヤレスに同期することが可能になります。BLUEタイムコード・プロトコルは現在二つのiOSアプリ、Mavis Camera (ビデオ)とMetarecorder(オーディオ)に対応します。Bluetoothを経由してこれらのアプリが接続されることで、これらのデバイスが同期した状態でレコーディングを行うことができます。BLUEからのタイムコードは自動でメディア・ファイルのメタデータとして埋め込まれるため、Macの編集ソフトウェアなどで情報を参照できます。
よりシンプルなタイムコード
UltraSync BLUEは、Bluetoothにより最大15mまで、最大4台のデバイス間でオーディオおよびビデオをワイヤレスに同期することが可能な初のデバイスです。Apogee MetaRecorderおよびMAVIS Camera アプリが、このTimecode Systemsによる新しい特許取得システムを採用しておりUltraSync BLUEからのタイムコードは自動でメディア・ファイルのメタデータとして記録され、編集ソフトウェアなどから同期情報を利用可能となります。
自動で再同期
BLUEトランスミッターの使用中は、範囲外にあるデバイスも、タイムコードを送信し続けます。デバイスがレンジ内に再度認識されると、タイムコードがBLUEの送信元にジャム・シンクして再動悸します。BLUEトランスミッターは一度の充電で最大16時間動作します。
特徴
- iPhone, iPad, iPod touchで利用可能なフィールド・レコーディングアプリ
- 複数のテイクをレコーディング、簡単なブラウズ・管理が可能
- モノ/ステレオで最大96kHz/24bit解像度のレコーディングに対応
- キーワード、マーカー、メモ、お気に入りなどのメタデータをリアルタイムに追加可能
- ファイル名のカスタマイズに対応
- DropboxへのFinal Cut Proフォーマット(FCPXML)での書き出しに対応
- Sennheiser や Apogeeオーディオ・インターフェイスと組み合わせて入力ゲインなどの設定を調整可能
- Apple Watchからの基本操作に対応
- 他のiOSデバイス上のMetaRecorderとレコーディングをリンク可能
- UltraSync Blue によるBluetooth Timecode Syncに対応
価格・発売時期
Metarecorder 2.0は、2018年10月17日からApp Storeにて無償ダウンロード可能。UltraSync Blue をサポートするTimecodeアップグレードは $2.99でMetaRecorderのアプリ内購入から購入可能です。
MetaRecorder [iTunesウェブサイト]
https://itunes.apple.com/us/app/apogee-metarecorder/id965930387