2022.10.07
2020年から始まったMI FESTIVALも今年で3回目。去年・一昨年と大反響をいただいたのは、エンジニア土岐彩香氏によるミックスセミナーでした。
2020年のVol.1では「ローエンドトリートメント術」と題し、キックやベースに特化した低音処理を解説。2021年のVol.2では「印象的なボーカルトラックに仕上げるテクニック」と題し、ボーカル処理の整音だけでなく楽曲にあった色付けまでを解説。いずれのセミナーも今なおアーカイブ配信が人気のセミナー動画となっています。
今年Vol.3のテーマ決定では、社内外から多くの意見をまとめていく中で良く出てきた疑問として「そもそも"混ざっている"とはどういう状態か?」というテーマが挙がりました。抽象的ではありますが、それゆえに悩みとして持つ方も多いようです。
近年はAIや自動処理などのプラグインも増えており、ほとんどの作業は人の手を介さず最適な状態にしてくれます。しかし、その「最適」なもの同士を一緒に鳴らしただけでは、「混ざった」感じになりきらないことも良くあること。そこで、トッププロの「耳の向け所」を学ぶためのセミナーを企画しました。モニタースピーカーやヘッドフォン、またはイヤフォンなどでご視聴ください。
Ayaka Toki
Recording/Mixing engineer
青葉台スタジオからエンジニアのキャリアをスタートし、現在はフリーランスで活動中。 打ち込みと生音の合わさるダンスミュージックを得意とする。
ついベースとキックを大きくしがちな、グルーブ好きエンジニア。
長年にわたるfocalユーザーです。
WEB: https://toki.work/