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Positive Grid Sparkでギター教育が進化する!音楽専門学校ESPエンタテインメント福岡 Spark19台導入インタビュー

2025.07.17

優れたギターサウンドとスマートな機能、そして手軽に持ち運べるサイズ感で、世界中のギタリストのライフスタイルを一変させた「Positive Grid Spark」。その革新的なアンプが、いまギター教育の現場でも大きな注目を集めています。

今回は、多くのプロミュージシャンを輩出している音楽専門学校ESPエンタテインメント福岡が、Positive Grid Sparkを19台導入した背景と、実際の授業でどのように活用されているのか、そのリアルな声を伺いました。さらに、これからギターを始めたい方からプロ志向の方まで必見の、「ギターが上手くなるために本当に必要なこと」についても貴重なお話を聞くことができました。

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左:音楽専門学校ESPエンタテインメント福岡 教務課 音楽アーティスト科 主任/学科長 稲吉 諒冴氏 右:シンガーソングライターコース在校生 TETTA氏にお話を伺いました。

カスタムモデルギターのような、1人1人に特化したカリキュラム

ーーー貴校について、学科やカリキュラムについてお願いします。

稲吉氏:当校は株式会社イー・エス・ピー(ESP Co.,Ltd.)というギターメーカーが設立母体となる、「学校法人イーエスピー学園 ESPエンタテインメント福岡」という音楽専門学校になります。ギターメーカーESPでは、大勢のアーティストにモニタープレイヤーとしてご参画いただき、それぞれのアーティストにカスタムモデルを提供しています。そんな背景もありまして、当校では生徒1人1人のプレイスタイルやビジョンに合わせて、カリキュラムをカスタムメイドできる事が大きな特色になっています。

授業は少人数制を採用しており、ギターコースの場合は授業によりますが、生徒数名単位の少人数で実施しています。日本や海外で活躍しているアーティストから直接、現場での生きた技術と生きた情報を生徒たちへ注いでもらっています。ギターコースではギタリストやバンドミュージシャンを目指す生徒が多く、たとえば将来はバンドで大きな舞台でプレイしたい、世界中に音楽を発信したい、地元に根ざしたミュージシャンになりたい、講師になりたいなど、本当にさまざまな目標があります。その目標を実現するための技術・知識・経験・感性を磨き高める環境を提供し、生徒がそれらを吸収して成長していくことを大切にしています。実際に、当校を卒業した生徒がどんどん巣立ってプロの現場で活躍しています。そこに追いつけ追い越せというモチベーションを持って、実践に特化したカリキュラムを提供しています。


ギタリストを目指すために大切なこと

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稲吉氏:ギタリストを目指すには、「良いサウンド」も大切だと思っています。「カッコ良いフレーズ」も「良いサウンド」によって更に迫力や魅力が出ますよね。例えばパワーコードを1発鳴らすだけですごく気持ちいいってあると思うんですよ。ギターは演奏を極めようとすればとても深い楽器ですが、まずはサウンドから入ることも楽しむ上で大切だと考えています。技術や知識は弾けば弾くほどついてきますので、憧れのアーティストと同じようなサウンドで、その人になり切るというのも良いと思います。

Sparkを導入したきっかけ

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稲吉氏:ギターコースにはサウンドメイキングの授業もあり、カリキュラムのアップグレードに対応できるアンプを探していたんです。クリーンからハイゲインまで対応できて、ピッキングのニュアンスがしっかり出せること。サウンドのバランスが良く、デジタルアンプながらアナログアンプの様な弾き心地のアンプ。さらにエフェクトも内蔵されていること。それらの要望を全て叶えてくれるのがSparkだったんです。

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当校の講師陣はチューブアンプが大好きで、生徒にもチューブアンプのサウンドを体感してもらうようにしています。なので、Sparkの導入を提案した時には少し心配する意見もあったんです。でも実際に試していただいたところ、クリーンでもドライブでも音のニュアンスをしっかりと表現できる、リアルなチューブアンプに近いサウンドを出すこともできるという高評価で導入に至りました。生徒用に16台、講師用に2台、アンサンブル教室用に1台、合計19台のSparkが大活躍しています。

チューブアンプは修理やメンテナンスが大変で、維持にはそれなりの費用がかかっています。それを考慮した時にも、Sparkでチューブアンプに近いサウンドが出せるということは、コストパフォーマンスが大変良いなと思っています。

Sparkを導入後、生徒の技術が向上

稲吉氏:Sparkはアドリブの授業で演奏の絶妙なニュアンスが出せたり、音楽理論の授業であれば、ハイゲイン気味にしてもコードが濁らないので構成音が聞き取りやすいなど、クリーンでもドライブでも理想的な音で鳴ってくれます。ピッキングやミュートの加減も含めてレッスンを進めるなかで、講師・生徒ともに大変満足しています。Sparkアプリで作った音を共有するだけでなく、今後は動画とコード進行が連動する機能や、Smart Jam や Quick Jam機能なども活用して行ければと考えています。コード進行やアドリブの予習復習ができるようになることは大きなメリットだと思います。

やっぱりギタリストは爆音を出したいので(笑)、Sparkを多数導入したことによって生徒同士で教え合ったり、練習し合う機会がものすごく増えました。講師から教えてもらって伸びることはもちろん大切ですけど、音楽学校は生徒がそれぞれを意識しながら、お互いに切磋琢磨できることが醍醐味だと思っています。Sparkの導入によってそれが促進されたと感じていますし、例年よりも生徒の技術の伸びが良くなっているのを感じています。特にすごいなと思うのは、ギターサウンドに刺激されて楽曲制作を行う生徒が増えたことなんです。SparkをパソコンにUSB接続するとオーディオインターフェースになるので、ギタリストが音楽制作をするのに最適ですよね。

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TETTA氏:Sparkはギター以外の楽器にも対応しているのが嬉しいです。僕はエレキギター、エレキベース、アコースティックギターも弾くので、どの楽器をつないでも音がいいので最高だな!って思っています。

稲吉氏:生徒の自宅環境によってはアンプを鳴らせないケースもあります。Sparkを持っていれば自宅でも、授業と同じサウンドで練習できるのが便利だという生徒も多いです。また、Spark GOを個人的に購入した講師もいまして、いろいろな現場で演奏する時に必ず持ち歩いているそうです。演奏前の確認だったり、バンドメンバーで打ち合わせをする時に音楽も流せますし、大変役立っていると聞いています。

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【Sparkをプリアンプとして活用】Sparkのヘッドフォンアウトから、Roland JC-120 のエフェクト・リターン端子に接続しています。

No Reason!ギターを弾くのに理由はいらない

ーーーこれからギターを始めたい方に、アドバイスをお願いします!

TETTA氏:大きな音で、好きな音で、何も考えずに、ギャンギャンに自分が好きなように弾いちゃっていいと思います!

稲吉氏:自分がギターを弾きたいという情熱に対して、そのモチベーションをしっかり支えてくれる環境を揃えることが大切だと思います。ギターを弾くことがとにかく楽しくなる環境であったり、機材面でいえばSparkのように幅広い音色が作れて、音楽を流して一緒に練習できるツールを持つというのも、ギターを続ける上で大切なポイントだと思います。そしてギターを楽しむだけでなく、自分の演奏をリスナーに提供して喜んでいただく側になりたいという方は、当校のような学校で技術と知識を学んで、説得力のある音楽を作れるようになっていただきたいなと思っています。

とにかくまずは楽器屋さんに行って、どんどん試奏してみてください!友達を連れていって弾いてもらうのもアリだと思いますよ。

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ーーー音楽は情熱 No Reason! なんですね。TETTAさんの等身大でパワー溢れる声に感銘を受けました。今回はありがとうございました!


Spark / Spark Pearl
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