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平凡なドラムトラックに輝きを

2013.03.15

スタッフHです。

好評連載中の「MixがうまくなるTips」。今回は平凡なドラムサウンドにもうひと味加えるテクニックをご紹介。

ここ10年ほどで飛躍的に進化した音源といえば、まずはドラム音源でしょう。歴史をたどればリズムボックスから、サンプラーの登場でリアルな(実際にレコーディングされた)ライブラリが登場し、近年は容量的な制限も事実上なく、ぱっと聞いただけでは実際の生ドラムレコーディングなのか、MIDIでプログラミングされたドラムなのか聞き分けが付かない作品もあります。

20150303_3579_IMG_5740-200x200では近年の大容量系ドラム音源を使えば、プロのエンジニアでなくとも最高の音になるか、と言われるとそうではありません。経験豊富なレコーディングエンジニアなら生ドラムをより曲に合わせたサウンドで収録するテクニックをもっていますし、同じ大容量系ドラム音源を使用しても、一級のエンジニアなら曲のイメージに合わせて「おいしい」所を引きだすテクニックを持っていたり、不要なところを抑える「耳」を持っていたりします。

本日は、大容量系ドラム音源の代表格でもあるEz Drummerを用いたドラムトラックに、「もうひと味」を加えるテクニックをご紹介。使用しているプラグインはSonnoxのものですが、お持ちでない方は似たようなプロセッシングをしてくれる別のものに置き換えて見ても参考になるかと思います。

最初に紹介されているのはOxford Inflator。本連載でも何度となく登場するツールで、ざっくり言うと「音を魅力的にする」プロセッサ。中身はマイルドからハードまで、多彩なクリッピングと倍音のコントロールを行っているものです。

インプットゲインをほんの少しだけ上げ、二つのスライダーを絶妙にコントロールし、ドラムサウンドがぐっと前にでてくるプレゼンスを加えています。

Inflatorによるプロセッシングについては、過去記事のInflator関連記事もチェックしてみてくださいね。


  • 50秒〜

次はTransModによるアタックコントロール。

今回のビデオはドラム以外のサウンドが入っていませんが、仮にこのドラムに合うような低重心のベースや、ハードなギターを被せたとすると、このドラムには少々パンチ感が足りないように感じます。

パンチ感が欲しくてコンプやリミッターをキツめに掛けていくと、ニュアンスが失われ、大事なアタックを潰しまくり、結果的に「返ってヌケが悪くなった」という結果にもなるでしょう。

TransModのキモは、真ん中にある「Ratio」スライダーです。下方向に下げれば音の芯が抜けていくような効果が得られ、上方向に上げればグッとパンチ感が出てきます。ビデオでもこの両方の処理を紹介していますのでチェックしてみて下さい。

TransModに関しては、過去記事のTrans Mod関連記事もチェックしてみてくださいね。


 

  • 1分45秒〜
    最後はリバーブテクニック。これはどんなリバーブを使っても参考になりそうです。

近年の大容量ドラム音源では、ルームマイクのサウンドも調節できるものがほとんどです。空気感や立体感が欲しい時には音源の方でルームサウンドを増やすこともできますが、ここでは敢えてリバーブでそのトーンを得るというテクニック。

最初はルームリバーブの解説。プリセットをベースにして、どのような意図で調節が行われているかに注目です。Oxford Reverbには「リバーブサウンドだけ」に掛かるEQが搭載されているのもポイントですが、このEQをどのように使っているか。どう響きが変わっているか。

さらにプレートリバーブで「広がり」を作っています。ここはヘッドホンなども用いて、どれくらいのリバーブタイムに仕上げているかもチェックしてみて下さい。リバーブを掛けているのに「タイトに」という境界線を見極めましょう。


出演者プロフィール

features-rich-t解説: Rich Tozzoli
Rich Tozzoliによる、ミキシングを中心にOxfordプラグインのクリエイティブな使い方を紹介するTips集!
グラミー賞ノミネートのプロデューサー/エンジニア/コンポーザー、Rich Tozzoliは、アル・ディメオラ、デビッド・ボウイ、ホール&オーツをはじめとするアーティストのプロデュース/エンジニアを担当。ディズニー・チャンネル、HBO、FOX NFL、アニマル・プラネット、Nickelodeonなど数多くのTV番組楽曲も手がけています。

 

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