2025.04.08
現代のDAWでは100トラック以上を扱うクリエイターさんが当たり前になりました。
という問題でお悩みの方に、ぜひチェックして頂きたいプラグイン Sonnox Oxford Dynamics をご紹介します。
実際にAbleton Live 12 で 72 ステレオトラックに Sonnox Oxford Dynamics をインサートして、CompressorとWarmthをONにした状態で動作をテストしました。その結果、CPU使用率はわずか14%で動作もサクサクという、驚異的な結果となりました。
ちなみにテストしたマシンは Apple MacBook Air M1 2020 メモリ16GB、Apple Silicon M1モデルでこの結果ですので、最新モデルであればさらに好結果が期待できるのではないでしょうか。
高精度な6つの機能が搭載されています。
これら6つのプラグインがワンパッケージに収められながらも、GUI画面は非常にコンパクト。各機能のON/OFFボタンが整然と並び、どの処理を有効にしているかが一目瞭然。必要な機能だけを呼び出して直感的にエディットできます。もしこれらの機能を個別プラグインとしてインサートしていたら、プラグイン・スロットがすぐに埋まってしまうことでしょう。
Oxford Dynamicsは高精度なGateとExpanderを備えており、指定レベル以下の不要なノイズを自然にカットしてくれます。動作がとても軽いのでドラムのマルチマイクをはじめ、大規模なストリングスセクションでも、CPU使用率を気にせずインサートすることができます。
GUI中央上部のメーターは、Gate/Expander/Compressor/Limiterがどれくらい動作しているかを一括表示。 画面を切り替えなくても、全体のダイナミクス処理の状態が一目でわかるのが非常に便利です。
高く評価されている「コンプを使っていないかのような透明感」を感じるサウンド。味付けをするのは後段のプラグインに任せて、まずはじめにダイナミクスを整える用途に安心して使えます。
YouTubeの字幕機能をONにして、設定 > 字幕 > 自動翻訳 > 日本語を選択してお楽しみください。
Oxford Dynamics