2025.12.17
Apex Legendsプロゲーマー、saku。Apex Legendsのプロ選手としての活動のかたわら、Twitchにて、専業の配信者も顔負けの積極的な配信活動を行っています。
今回のインタビューではsaku選手がプロゲーマーになった経緯や、なぜ並行して積極的に配信活動を行うのか、また配信用の機材としてLEWITT製品を選んだ理由についてお伺いしました。
―― 現在 Apex Legendsプロゲーマーのsaku選手ですが、これまでどんなゲームをプレイしてきたのでしょうか?
基本的にはもうずっとFPS(一人称視点シューティングゲーム)ばかりやっていました。そのなかでプロレベルになれたのが「Apex Legends」でした。他には趣味で「League of Legends」や、他にもRPGをやったり、もうずっと昔からゲーム、ゲームです(笑)。
―― プロゲーマーになる前は何をされていましたか?
もともとは親がラーメン屋をやっていて、プロゲーマーになる前はそのお店で手伝いをしながら、ゲームは趣味としてプレイしていました。でもあるときプロチームに入ることができて、お給料ももらえるようになって。
親に相談して、ラーメン屋で働く日数と時間を徐々に減らしてもらい、それからどんどん専業のプロとしてゲームに専念するようになっていきました。そういう意味では、とてもラッキーな環境だったと思います。
―― プロゲーマーになったsaku選手ですが、配信はいつからされていますか?
Apexを始めた頃からなので、5-6年くらい前かと思います。その時は、本当にただなんとなくで。流行っていたのでやってみようかなと。ただゲームをやってるだけなら”垂れ流し”でも配信した方がいいかと思って始めました。
―― プロゲーマーの方にとって、本来配信活動は必須でない面もあると思いますが、それでもsaku選手は多い時はほぼ毎日配信をされているのはどうしてですか?
事実として、”Apexプロゲーマー”という職業って、将来的にずっと稼げる仕事じゃないんです。例えば技術が衰えたりして、プロゲーマーを引退することになった後のことを考えたときに、配信にファンがいれば、将来の選択肢が広がるのではと考えています。
―― 実は初めてsakuさんを拝見したのが2024年のVtuber最強決定戦で、かなり面白い方だなと印象に残っています。
例の問題発言※ですね(笑)。以前コンビニの店員さんにもその話をされたことがあって「こういう広まり方もあるんだ」と思いました。配信は「おもしろい」と知り合いにもよく言ってもらえます。「配信者としてもやっていけるんじゃない?」って(笑)。
でも、自分はあくまで競技者なので、これからもゲームには競技として関わっていきたいです。
※2024年の「Vtuber最協決定戦 SEASON6 Ver. APEX LEGENDS」にて、コーチとして参加したチーム「こかげに咲くはなばな」での一連の発言が大きな反響を呼んだ。
―― 配信用マイクはRAYをお使いとのことですが、どのような経緯で導入を決めましたか?
特にサイズと見た目が気に入っています。以前使っていた他社の配信用マイクはこれの1.5倍くらいのサイズだったので、口元にマイクを置いた時に画面が一部隠れてしまっていて。また設定も関係するとは思うんですが、音が少しこもって聞こえるのが気になっていました。
RAYは本体がコンパクトなので画面に被りづらいですし、音質もめちゃくちゃいいので気に入ってます。マイクを変えてから音がすごくクリアに聞こえるようになりました。
マイクって基本的に顔の目の前に置くじゃないですか。FPSゲームでは画面の見やすさは死活問題になるので、大きさはとても重要です。このマイクは小さいのにパワーがありますよね。あとビジュアルが本当に大好きで、なんていうかもう、美しいですよね(笑)
―― イメージカラーが緑のゲーミングブランドも多いので、親和性も高そうです。RAYの機能についてはどうでしょうか?
実は最近はRAYのAURA(RAYのオートフォーカス機能)は切っちゃって「ミュートボタン付きのマイク」という感じで運用してます。基本的には顔の目の前に置いた状態でしか喋らないので。
配信上でプライバシーを守る上で、実は一番大事なのがミュートです。一番手前に操作ボタンがあって、さらに一番目立つところにミュートのON/OFFが表示されてるので安心感があります。
―― 距離ミュートは使ってますか?
距離ミュート...?(説明を聞いて)え!?こんなのあったんですか!そうだったんだ...(笑)。いいですね。(もんちゃんに向かって)だってさ、もんちゃん。よかったねえ。
―― オーディオインターフェースの「CONNECT 2」についてはいかがでしょう?
普段はデスクの奥の方に置いています。これも見た目がいいですよね。以前は有名な他社製品を使用していたのですが、ノブとかがたくさん付いてて機械っぽ過ぎるというか、デスク上で必要以上に存在感がありました。
その点CONNECT 2はまわりの機器と一体感があります。手元に置いたとしても、キーボード、マウス、マウスパッドなどと自然と溶け込んで、悪目立ちしないのが気に入っています。
―― Auto Setupは使用されていますか?
はい、今の設定もAuto Setupの結果ですね。「喋ってください」「静かにしてください」といった質問に答えていくと、音量やノイズ除去を自動で設定してくれるので便利です。
以前使っていたインターフェースでは、毎回「あー、あー、」とかマイクに話しながら手元でノブを操作するのが大変だったんですが、CONNECT 2にしてからはボタン一回押したらあとは勝手に最適な設定をしてくれるのでとても楽になりました。
ノブを操作する必要がないので、基本的に本体は触らないで放置できるのもいいですね。
―― ほかにLEWITTを使っていて、感じたことはありますか?
自分はこういう機械が大好きで、そもそもテンションが上がるんです。RAYはまずビジュアルがすごくいいですね。配信で人気の他モデルと比べても本当にいいと思っていて、視聴者やゲームをやってる友人にも「何を使ってるの?」とたびたび聞かれるのですが、そのたびにオススメしています。
そのくらい、RAYやCONNECT 2はゲーマー全員に勧めたい製品です。有名なものを「とりあえずこれ使っておけばいい」って選んでしまう前に、LEWITTを試してみて欲しい。音質の良さも、僕の配信をみてもらえればすぐわかると思います。
―― LEWITTの話題から離れてしまうのですが、昇降式のデスクをお使いですね。
そうなんです。今は72cmに調整していて、これは世界大会のデスクと同じ高さです。運営に教えてもらえれば嬉しいんですが、こういうのって特に資料とかはなくて、現地に行った際に自分でメジャーで測りました。
毎日10時間練習して、それをもう何百日と続けていると、世界大会の会場の机の高さが数センチ違うだけでパフォーマンスが大きく変わってしまうので、高さにはこだわっています。それだけではなく、キーボード、マウス、マウスパッド、イヤホンと違い、椅子やモニターは現地のものを使うことになるので、自分の部屋でも全く同じものを揃えるようにしています。
―― 貴重なお話ありがとうございます。この「72cm」って、記事に書いて大丈夫ですか?
隠してないので全然大丈夫です!日本のeスポーツがもっと盛り上がってくれた方が自分は嬉しいので、みんなに言ってます。「72cmだよ」って(笑)
―― 最後になりますが、今後の活動についてや、ファンの方へのメッセージなどあればお願いします。
いつも応援ありがとうございます!year 6も選手、もしくはコーチとして活動していると思いますので、応援よろしくお願いいたします!
saku
・ 1997年8月13日生まれ。Apex Legendsプロゲーマー
・ X:https://x.com/fps__saku
・ Twitch:https://www.twitch.tv/fps__saku
・ YouTube:https://www.youtube.com/@fps__saku
RAY
画期的なAURAセンサーテクノロジーを搭載したRAYは、あなたとマイクとの距離に応じて、音量(ボリューム)だけでなく、音色(トーン)までも動的に適応させます。 それはまるで”カメラのオートフォーカス”と同じです。ピントを合わせるように、完璧にバランスのとれた録音を誰もが簡単に実現できます。
CONNECT 2
録音したいソースや求めるサウンドを選んでいくだけで、CONNECT 2は適切な入力設定(入力Gainや+48v、ローカット)、好みのプリアンプ・キャラクター、過大入力による歪みを防止するクリップガード、一貫したレベルを提供するコンプレッサー、バックグラウンドノイズを学習/除去するデノイザーなどを自動的にセットアップします。