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小川文明さん

今日はすこしだけ、製品の事ではないブログです。

2014.06.26

スタッフHです。

今日はすこしだけ、製品の事ではないブログです。

ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、キーボーディスト・作編曲家の小川文明さんが6/25にお亡くなりになりました。53歳という若さでした。


今から7〜8年ほど前、私たちの社内スタジオでキーボードマガジン連動セミナーという好評のイベントがありました。このイベントは高山博さんが講師となり、さまざまなソフトウェア音源、ハードウェア音源を使って、それぞれの良さ・特徴を解説するというセミナーで、数ヶ月に一度のペースで実施されたもの。何度目かのセミナーの企画中に、高山さんが

「次回はピアノ音源だから、プレイヤーがいたほうがきっと楽しいよね。小川くんを呼ぼう」

と仰って、それ以来「高山さん&文明さんコンビ」のセミナーとなったのです。お二人は学生時代からのご友人。そこで私は初めて文明さんにお会いしました。ステージと変わらないセンス溢れる衣装。サイケなジャケットを着たときも、ただのTシャツ一枚のときですら、格好よさが溢れてくる方でした。


高山さんと文明さんのコンビのセミナーは、それ以前にも増して人気のセミナーになりました。何よりお二人の会話のテンポがよく、さらにお二人ともに「歩く音楽辞書」な訳ですから、これが楽しくない訳がありません。勉強になったうえに、ちょっと笑いどころがある。本ブログをご覧頂いているみなさまなら、絶対に誰でも楽しめるものなのです。

「どうしてこんな変態な楽器が生まれたか」

「冷静に考えて、このチープさっておかしいよね?でも理由がある」

「今でこそこういう評価があるこの楽器だけど、あの頃はみんなこの音をこんな演奏に使ったんやで」

「今でこそどんなシンセにもプリセットで入ってるこの音は、もともとこうやって作っていたのよ」

文明さんはアドリブプレイの達人でもありました。どんな音がロードされているかも伝えなくても、鍵盤をパッと抑えてみて「あー、なるほど。こんな音か…」と言った次の瞬間には、その音がベストに映えるプレイをするのです。

セミナーのリハーサルをしていると、色々な音色を順番に試しながら「あ、エエ音やなぁ」と言ってしばらく演奏に没頭する文明さん。そのうち気分が乗ってきて、鍵盤だけでなく歌まで歌い始めるなんてシーンがたくさんありました。隣でニヤリと高山さんが笑って「そのフレーズってアレっぽいね」なんていうと、「いや、高山さんが言ってるのはコッチのほうやろ」といって奇麗なブリッジを挟んで別の曲を演奏し始めます。


 

文明さんからご相談を頂いて、いくつかのソフトウェア音源をご紹介した事もありました。ビンテージの鍵盤をたくさんお持ちの文明さんでしたが、ソフトも少し試してみたいと仰っていた頃です。そのときも鍵盤を弾いては「このピアノ、エエ音や〜」といくつもの製品を試されていました。 あ

の「エエ音やなぁ」と言って演奏に没頭してしまう、文明さんの嬉しそうな笑顔が、私の何よりの糧です。心からご冥福をお祈りいたします。

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