2022.11.04
teenage engineeringが永年にわたって蓄積してきた「アイデア」と「改良」を投入した、まったく新しいOP-1field。本記事では作詞家、電子音楽作家のYumi Iwaki氏にさまざまな新機能、音色、シーケンサを交えつつ演奏してもらいました。
今回はPO35 speakとエフェクターにHologram Microcosm、TX-6も一緒に使って演奏してみました。
TX-6とOP-1FieldをBluetoothでペアリング、TX-6のcue outからのクロックシグナルをPO35に送って同期させています。
OP-1 Fieldの1トラック目にはDimensionのPadサウンド、2トラック目には新しいDrum Samplerをお茶目な2匹のゴリラくんシーケンサーFingerで鳴らし、Random LFOでサンプルのパラメータallを選んで、Pan、音程、トリガーなどがランダムにバラけるようにし、エフェクトPhoneをかけてちょっとグリッチーになっています。3トラック目はベース、4トラック目にはピアノをシーケンサーのArpeggioを使って録音しました。
POシリーズの中でも一番気に入ってるspeakはヴォーカルに徹してもらい、パターンをいくつか作ってから、それを繋げてソングにしました。
TX-6のAux OutからMicrocosmに送り、MicrocosmをTX-6のトラック6のINにもどして、トラック5のspeakのAux Sendを目一杯上げています。
トラック数に制約はありますが、リアルタイムで、DimensionのCelestaを弾いてみたり、Tapeモードで、tape trickやM1にアサインしていたエフェクトCwo、M2にアサインしたEqualizerで音変させたりして、工夫とアイデア次第で曲を展開させられるのも、OP-1が世界一楽しいシンセと言われる所以の一つですね。
TeenageEngineering