Focusrite Red Range ミニブログ by 田辺恵二 Vol.2-3 : レイテンシー
2018.08.25
レイテンシー
Native DAWを使う以上避けて通れないのがレイテンシー、つまり入力された音が出力されるまでの時間(遅れ)です。簡単に説明しますとPCのCPUで全ての入出力の管理やリアルタイムのエフェクトバーチャルインストルメントの発音とかなり全ての処理を行っているのですが、当然その処理の時間がゼロということはあり得ないので若干の遅れ数ミリ〜数十ミリ秒かかるわけです。
この差はわかりやすく言えば人が難しい問題の答えを出すますでの時間を同じと置き換えてもいいと思います簡単な問題ならすぐに答えられますし逆に難しい問題であれば少し時間がかかる・・・これがレイテンシー(遅れ)なのです、少し前置きが長くなりましたがこの遅れはPC自体の性能にもよりますが実はオーディオ・インターフェースのドライバーの性能だったりします
同じレイテンシーの設定(128、256、512)等でもメーカーによっても違いがありドライバーの良し悪しがすべてと言っても過言ではないと思います、Red Rangeシリーズにはデータの高速転送可能なThuderbolt2もしくは3がインターフェースに採用されており他メーカーと比べてもトップクラスのレイテンシーなのです
数ミリ秒の違いですが人間の優れた耳と感覚だとその差はすぐに分かるので演奏にも違いが出てきます、見えにくところですがオーディオ・インターフェースの命というべきドライバーにもFocusriteクオリティが反映されているのですね
関連製品
Red 16Line
Red 8Pre
Red 4Pre