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Focusrite 導入事例 : マスタリングセミナー at Lush Hub

2023.04.28

2023年3月23日に行われたiZotope「Mastering Expert コース by Jonathan Wyner」のイベントでFocusrite REDNETシリーズが活躍しました。

オンラインでのセミナーではなく、実際に会場に来て参加いただくこのセミナーには、ひとつ大きな課題がありました。
それは、会場内にあるPAスピーカーではセミナー受講者の座席位置によって聴こえ方が変わってしまうことです。通常のセミナーでは大きな問題ではないのですが、今回はマスタリングのセミナーということもあり、わずかな音の違いを確認できるモニター環境が必須でした。
そこで今回はFocusriteのDante対応デバイス「REDNET AM2、REDNET X2P」を受講者の数だけ用意するシステムを組み上げました。これによって、会場内にいる全ての方が無圧縮かつ同一の環境モニタリングが行えます。

Focusrite 画面

「全員が正確なモニタリングを行える環境を作る」この課題が上がった際にまず参加者が普段使っているヘッドホンでモニタリングしてもらうことが決まりました。聞き慣れたヘッドホンで視聴することでより繊細な音の変化を感じ取ってもらうことが可能だからです。
ヘッドホン出力を人数分用意することはさほど難しいことではありません。ないですが、しかし、音量コントロールやワイヤリングの観点で課題が残りました。

セミナー写真
セミナー写真

そこで、Focusrite REDNET AM2、REDNET X2Pを活用することで各参加者は自身の手元で音量のコントロールを容易に行うことができます。
さらに、PoE(Power of Ethernet)に対応するデバイスのため本体から伸びるケーブルはEthernetケーブル1本のみになります。通常であれば電源、ステレオ・インプットのケーブルの3本が最低限必要ですがケーブル数が3分の1になることは会場の見た目だけでなく、設営時間の短縮にも役立ちます。

今後もマスタリング・セミナーやイマーシブ・オーディオのバイノーラル・セミナー等でこのシステムが活躍していきます。
音声のインプット、アウトプットを簡単に増設することができるFocusrite Danteソリューションについてシステム等ご相談がありましたらお気軽にお問合せください。


今回のシステム

セミナー機材配線図

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