価格はそのまま、スペック向上で生まれ変わったマイク、Earthworks SR20!
2016.03.09
スタッフHです。
少し前に、私たちメディア・インテグレーション独自の企画という形で、Earthworksの人気マイク、SR20の「シャイニー・レッド・モデル」を30本限定で生産・発売をいたしました。
マイクらしからぬカラーリングと、SR20がもつ高いポテンシャルにより、この30本のSR20はあっという間に売り切れ。今でも時おり「あの赤いSR20は、もう手に入らないのでしょうか?」というお問い合わせをいただくこともあります。
SR20はその見た目と裏腹に、超低域から超高域まで、どこをとっても一切のクセがなく、パーフェクトに近いほどフラットな特性を持っています。さらに、耐圧が非常に高い(SPL : 145dB)ため、音量の小さい繊細な楽器から、キックドラムの中に突っ込むような使い方まで、どんな場所にでも使えてしまうという守備範囲の広さを持ちます。
ところでこのレッドモデルのSR20を限定生産したときに、Earthworksからこんな連絡がありました。
レッドモデルを生産しているタイミングで、SNがさらに改善されたモデルを作ることができた。このレッドモデルは、今までのSR20から7dBもSNが改善されたモデルとなっているよ。
限定生産のシャイニー・レッド・モデルが即座に完売となり、現在は従来のブラック・モデルの販売を継続していますが、このブラック・モデルももちろん、7dBのSN向上されたモデルへとブラッシュアップされたもの。
もともとEarthworksのマイクはいずれも低ノイズを誇っているものばかりでしたが、さらに性能を向上させているあたりに、常なる努力を怠らない彼らの志の高さを感じます。
現在、新規に出荷されるSR20は、いずれもこのSN改善モデル。MIオンラインストア、または正規Earthworksディーラーにてご確認のうえ、ご購入を検討いただければ幸いです。
かねてよりEarthworksマイクを愛用し、レコーディングはもちろんライブにも「常に」使用されているミスターEarthworks:エンジニア間瀬哲史さん、そして同じくEarthworksの無指向性オムニマイクを愛用されており、数多くのビンテージマイクを所有されているプロデューサー/コンポーザー/アレンジャーの鈴木daichi秀行さんによる、SR20レビュー。
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若手気鋭のエンジニア葛西敏彦氏をむかえ、SR20のみをつかってドラム、ピアノ、アコースティックギター、ボーカルの全てをレコーディングした企画。楽器ごとにセッティング位置をかえ、その全てのロケーションでサウンドを収録・比較できるようになっています。
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生まれ変わったSR20、その他SRシリーズの詳細については、以下のページをご参照ください。