CAMELOT機能紹介 – セットリスト、ソング、シーンマネージャー
2020.11.02
 
楽曲のすべてをCAMELOTに集約
CAMELOTは、最も複雑なライブパフォーマンスのニーズに、シンプルでガイド付きのワークフローで対応するために開発されたアプリケーションです。これまでは、異なるアプリケーションやデバイスを接続した複雑なセットアップでしか実現できなかったライブパフォーマンスが、CAMELOTは便利で美しくデザインされたワークステーションでそれを実現します。CAMELOTではハードウェア楽器のコンフィグレーションとMIDIルーティング、ソフトウェア楽器とFXインスタンス、楽譜、オーディオバッキングトラックの全てが収録されています。
 
ドラッグ&ドロップでマネージメント
セットリスト上で直接ドラッグ&ドロップでソングの再配置、移動、複製ができます。
CAMELOT 2.0では、ドラッグ&ドロップ編集がレイヤー、アイテム、バッキングトラック、タイムライン要素にまで拡張されました。
 
移動、複製も自由に
同じソングを別のセットリストで使用することもできますが、同じソングの別バージョンのコピーを作成することもできます。また、複数のセットリストに複数の「ゴースト」コピーを作成することもできます。もちろん、あるセットリストから別のセットリストにソングを移動させることもできます。
 
インポート・エクスポート
セットリストと曲を別々のプロジェクトとして管理したい場合は、添付ファイルやオーディオファイルを含むか含まないかを選択できる専用の機能を使ってエクスポート、インポートすることができます。音声ファイルを含まずにセットリストをバンドメンバーと共有したい場合や、異なるデバイス上で動作するマスターとスレーブのCAMELOTインスタンスを、余分なファイルを読み込まずに同期させたい場合などに便利な機能です。
 
クリアなデータ構成
・セットリストは複数のソングを集約します
・ソングには 1 つ以上のシーンがあり、それぞれにタイムラインが含まれています。CAMELOT で曲を選択すると、その曲を演奏するために必要なすべてのリソース(バーチャルインストゥルメント、FX、オーディオトラック)がロードされます。
・シーンは、ハードウェアインストゥルメントのプリセット、MIDI 接続、ソフトウェアプラグインのプリセット、楽譜の添付ファイルを呼び出して整理します。サウンドを中断することなく、1つのシーンから別のシーンに自由に切り替えることができます。
 
テンプレート
曲、シーン、レイヤーはカスタムテンプレートで簡単に作成できます。プロジェクトの良い雛形できたら、それをテンプレートとして追加するだけで、準備がスピーディーになります。
 
ソング&セットリストラック
シーンごとにインストゥルメントやコンフィグをロードして自動で切り替えることができるのは便利な反面、時には一部の設定はソングを移動しても維持したい場合があります。そのためにCAMELOTはセットリストラックを提供しています。例えば、グランドピアノの楽器をショーの最初にロードしておけば、再ロードとアンロードの必要はありません(待ち時間もありません)。各シーンごとにレベルを調整したり、ラックのレイヤーやアイテムをミュート/アンミュートする必要がある場合は、「unlink」ボタンを押すと、レイヤーのレベルをマスター値から切り離し、現在のシーンにのみ例外を適用することができます。これにより、設定が異なるバーチャルインストゥルメントやコンフィグを再利用することができます。
 
スナップショットやバックアップで安全な作業を
CAMELOTには、作業を保存したり、別のデバイスでサポートする準備ができているバックアップインスタンスを作成するためのいくつかのツールがあります。スナップショットはデータのコピーではありません。セットリストを編集しているときに、異なるバージョンを比較するために、異なるスナップショットを作成して過去に遡ることができます。
スナップショットは、ショーの前にすっきりとしたスタートポイントが必要な場合にも便利です。例えば、ソングの演奏中に項目を微調整したり調整したりしたが、次のショーのために調整した内容を残しておきたくない場合などです。
バックアップは、キャメロットのセッション全体のコピーを便利なZIPファイルにまとめたものです。バックアップファイルは別のドライブやクラウドに保存して安全に保管してください。バックアップファイルは、CAMELOTを実行している他のシステムでも、異なるオペレーティングシステムでも復元することができます(制限はほとんどありません)。
 
≫CAMELOT 機能一覧に戻る