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Apogee Duet3 インタビュー – 赤ティン(歌い手・MIX師)

2022.08.24

オーディオインターフェイスのグレードアップを考える歌い手に最適なDuet3

2007年の発売時、そのルックスとコンセプトがホームレコーディングの常識を覆したApogee Duet。さらに洗練され進化したApogee Duet3について、ボーカルミックス・歌ってみたMIXで使用してもらい、感想をお伺いするシリーズ・インタビュー。

第3回は、8万人を超えるtwitterフォロワー、7万人を超えるYouTubeチャンネル登録者数を誇るのなめぷろだくしょん所属のマルチに活躍するクリエイター、赤ティンさんにお話を伺いました。


歌ってみた歴10年超。歌い手からMIX師へ、作編曲も。

Media Integration(以下MI)

最初に活動の経歴や音楽経験などを教えてください。

赤ティンさん(以下敬称略)

正確には覚えていないんですけど、いわゆる歌い手という活動を10年くらいはやっています。歌い手活動の途中から歌ってみたMIXの依頼を受けはじめました。さらに歌ってみた以外でのエンジニアとしての活動も行うようになり、最近では作曲や編曲なども行っていて、いろいろなお仕事をいただいていますが、代表的なところだとホロライブプロダクションやいれいすなどの仕事をさせていただいてます。

MI

歌い手活動10年となると、歌ってみた創成期から活動されているということですね。歌ってみたに関わる前も音楽活動をされていたのでしょうか。

赤ティン

エンジニアの方とか音響の方とお話すると「なんかやってたの?」ってよく聞かれるんですが、全然やってないんです。歌ってみたも19歳くらいの時にカラオケ感覚で初めたんですよ。

MI

赤ティンさんのMIX配信も拝見したのですが、知識量が豊富で内容も濃いので、みなさんそういう質問をされるのではないかと思います。歌ってみたの申し子みたいな経歴なんですね。

赤ティン

実感はないんですが、よくそう言っていただけますね。

MI

歌ってみたMIXは、1年間でどのくらいの作品を手がけているのでしょうか。

赤ティン

去年はそんなになかったんですけど、今年は多くて、1日に何曲やっているのかわからないくらいです(笑)。最近では時短できるプラグインもあるので、そういうツールを使って毎日やっています。


くっきりしつつも聞き疲れしない「バランスのよいDA」

MI

続いてDuet3のお話をお伺いしたいのですが、最初に使った時に感じたことを教えてください。

赤ティン

普段使っているオーディオインターフェイスは「空気感のある音」なんですけど、それに対してDuet3は「くっきり目」の音質のオーディオインターフェイス、しかもハイエンドモデルと同じような音。それでいて聞き疲れしない音だなという印象でした。くっきりして解像度の高い音って、物によってはピントが合いすぎていて聞きづらいと感じることがあるんです。

でもDuet3はくっきりの塩梅がいいというか、すごくバランスのよいDAコンバーターが積まれているなという印象を受けました。MIX師という立場から言えば「Duet3だけあればいいんじゃない?」っていう音でした。

ノブの質感の高さはDuet3の特徴のひとつ

作曲や編曲という立場でも、「ここに何を置こうかな」とか、「こういうアレンジにしたらいいかな」とか、見通しが立てやすい音だと感じました。

MI

次に何をしたらいいか判断しやすい音ということでしょうか。

赤ティン

散らばっている音が文字だとしたら、それがすばやく読めるというか。ここにはこういう文字を書こうとか。そういうイメージが空間の中で作りやすい印象です。

MI

Duet3は価格帯としては決してハイエンドのモデルではないのですが、仕事をする上でも使えるクオリティだと考えてよいでしょうか。

赤ティン

正直ハイエンドではないので、そこまで期待はしていなかったんです、半信半疑というか。でも仕事で全然使える音です。

MI

過去にApogeeの製品を使ったことはありますか?

赤ティン

スタジオでSymphony I/Oを使ったことはありますが、所有したことはないです。だから先程の感想も先入観なしでの感想です。最近の音というわけではないんですが、洗練されていて、使っている人のフィードバックをよく反映した音だと感じましたね。買いやすいし、使いやすいと思いました。

MI

Apogeeは使ったことがある人が多く、Duet3もこの価格でちゃんとApogeeの音、という感想をよくいただきます。新鮮な感想は大変興味深いです。

赤ティン

機材を買いたいという時にマイクが取り沙汰されることが多いんですけど、それってオーディオインターフェイス、AD/DAが決まっている上での話だと思うんです。レコーディングスタジオだと機材もハイエンドなものが多いので、AD/DAがよい前提でのマイクの話が多いんだなと思っていて。

でも歌ってみた界隈だとそこまでよいAD/DAが普及していないので、マイクの前に、同じくらいDAをグレードアップすることの重要性が高いと思うんです。

だから、歌い手でオーディオインターフェイスをこれから揃えるという人にとっては、すごくよい機材だなと思いました。正直びっくりしました。


マイクのポテンシャルを発揮できるマイクプリとAD

MI

マイクプリやAD、入力側の音質はお試しいただけましたか?

赤ティン

来てすぐにアコギとボーカルの録音をしました、昨日YouTubeショートに投稿したのがその時録った曲なんです。

赤ティン

この筐体でバスパワー駆動なのでマイクをちゃんとドライブできるのか気になったんですけど、音の捉え方がすごく綺麗で、全く問題なかったですね。ハイの捉え方がすごくちゃんとしているんです。

同じくらいの価格帯のオーディオインターフェイスのプリアンプって、ローエンドとハイエンドの解像度が不足していて、かまぼこみたいな音になりがちなんです。でもDuet3は下から上までしっかり像として捉えることができるんです。もちろんハイエンドのマイクプリにあるような魔法感はないんですが、買ったマイクがちゃんと使える音、マイクの音がそのままパソコンに入ってくる生真面目な音だなと感じました。バスパワーですけど、マイクのポテンシャルを最大限発揮できると思います。

MI

使ったのはコンデンサーマイクですか?

赤ティン

広く普及している価格帯のダイナミックマイクを正確にドライブできるかどうかってすごく重要だと思い、ダイナミックマイクSM58と、同じ価格帯のコンデンサーマイクの種類を使って録りました。

歌い手さんってコンデンサーマイクを選ぶことが多いんですけど、十分なドライブ性能があるマイクプリがあれば、ダイナミックマイクでもいい音が録れるんですよ。特に自宅で歌を録音する場合は部屋がよくないので、あえて部屋の音(響き)を録らないという選択肢が出てくるんです。結果、感度の高くて部屋の音が録れるコンデンサーマイクよりも、対象が絞れるダイナミックマイクの方がよい結果を生むことも多いです。

そういう時に、Duet3との組み合わせはすごくよさそうだなと思いました。

MI

プラグインについてはいかがだったでしたか。

赤ティン

DSP搭載オーディオインターフェイスのミキサー部って「おまけ感」が強いものが多いと思うんですけど、ECS Channel Stripはそれが全くないです。ECS Channel Stripをかけて録ってみても下品にならないんです。

あとは程よいかかり具合で、素材の音から離れすぎないので積極的に使っていけるなと思いました。歌ってみたの録音だと、モニター音が悪くて歌いづらいことがあると思うんですけど、ECS Channel Stripは録音中にモニターの音量を整えて聞こえやすくするような用途にも使えると思います。

MI

かけ録りにも安心して使えるということでしょうか。

赤ティン

そうですね、録音後の編集も多いのでかけ録りって不安があると思うんですけど、後々の作業に活かせる音ですね。録音した音がちゃんと残っていて、仕事をしてくれている感じがしました。


工業製品としての質感の高さを感じるDuet3

MI

サイズやデザインについてはどのような感想をお持ちですか?

赤ティン

手にとった時に「重たっ!」って感じたんです。もっとペラっとしているのかと思ったらそんなことはなくて驚きました。

特に気に入ったのはノブの質感です。価格を抑えた製品ってとにかくノブの質感がよくないんですけど、すごくしっかりしたノブが使われていますよね。僕は釣りをやるんですけど、釣りのリールも同じように回転部分の質感の良し悪しがあるんです。そういう、工業製品としての質感の高さを感じました。回したくなっちゃうノブです(笑)。

赤ティンさんのスタジオに設置されたDuet3

MI

ノブはDuet3のこだわりのひとつでもあります。

赤ティン

あとはとにかく小さいですよね。

歌い手にとってハーフラックのオーディオインターフェイスとかって置き場所に困ると思うんです。でもDuet3は手のひらくらいのサイズなのでどこにでも置ける。機能的な小ささがすごくよいなと感じました。

MI

薄さに驚く方はとても多いです。

赤ティン

ブレイクアウトケーブルが薄さに貢献していますよね。ブレイクアウトケーブルってすごくプロっぽくてカッコいいなと思いました。

とにかく本体を小さくスタイリッシュにしようという設計の意気込みを感じました。

MI

機材好きだと無骨な機材に憧れることもありますけど、スタイリッシュにまとめたい人にはすごくよいパッケージングだと思います。

赤ティン

機材好きが無骨なものに憧れるのはすごくよくわかります(苦笑)。

MI

歌ってみたを始めて、オーディオインターフェイスをグレードアップしたくなった人にはとてもよい選択肢になりそうですね。

赤ティン

全体的に、手近にあるマイクやヘッドホンが使える音になるし、録音して「うわっ!」ってなることもないので、全体的にレベル高いというか。スタイリッシュにまとまるし、歌い手にはすごくいい機種だと思いますね。

MI

歌い手、そしてMIX師ならではのコメントがたくさんいただけて大変参考になりました。ありがとうございました。


赤ティン

歌い手、MIX師

のなめぷろだくしょん所属。twitterフォロワー8万人超、YouTubeチャンネル登録者数7万人超など大変な人気を誇る。歌い手としては男性とは思えない高音域を自在に操り、ボカロ曲を原曲キー以上のキーで歌いこなすため、「両声類」のタグがふさわしい歌い手とされている。同時に、音響機器に造詣が深いことでも知られる。

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