FOHエンジニア Brian Moran インタビュー

BABYMETALやBreaking Benjaminなど多くのアーティストのライブステージでEarthworksのマイクが採用されています。

FOHエンジニアでもあり、スタジオエンジニアでもあるBrian Moran氏にEarthworksのマイクを選んだ理由をお話を伺いました。

 

どのような仕事をしているのかを教えてください。

現在、Breaking Benjaminのツアーエンジニアとしてフルタイムで活動しています。ツアー以外では、ペンシルバニア州ウィルクスバレーの2000席の劇場でオーディオエンジニアを担当、ペンシルバニア州ピットストンにあるRock Street Musicでスタジオエンジニアをしています1998年以来、スラッシュ、BABYMETAL、コリィ・テイラーといったアーティストと仕事をしてきました。

Earthworksのマイクについては、どのように知ったのですか？

16歳くらいのときに初めてマルチトラックレコーダーを手にして以来、私はオーディオとその背景について勉強してきました。私が初めてEarthworksのことを知ったのは、1998年から1999年にかけてバンドのミキシングを始めてから間もなくのことでした。スタジオでのドラムマイキングに3本のマイクを使用するという記事を読み、信じられない気持ちになったことを覚えています。Earthworksのマイクは当時の私の予算からは程遠いものでした。

しかし、私は何年もかけて技術を習得し、Earthworksのマイクを購入するまでに至りました。私はDPA、Neumann、Earthworksの中から、オールラウンドに使えるマイクとして長年に渡って、最先端で、経験もあり、頂点にいる、Earthworksのマイクを選択しました。

Earthworksのマイクは、通常どのような用途に使用されていますか？

ライブとスタジオでは、答えが異なります。ライブではドラムのオーバーヘッドやギターのマイクに、またマーク・モートンのアコースティックライブではリードボーカルにEarthworksのマイクを使用しています。

スタジオでは、Earthworksのマイクを必ず何かに使用します。現在、私のマイクロッカーには12本あり、ドラム、ボーカル、ギター、ルームマイク、弦楽器、ピアノ、オーケストラなど、あらゆるものに使ってきました。スタジオで仕上げたミックスには、だいたい最低でも2本はEarthworksのマイクを使用して録音したトラックがあります。

この業界ではどのようにスタートしたのですか？

私は、多くのエンジニアと同じようにバンドで演奏することから始めました。バンドでの演奏から、何らかの形でスタジオやライブのミキシングをするようになったのは、自然な流れだと思います。

最後に、あなたのキャリアから得た教訓などを教えてください。

長年にわたって学んできたことがたくさんあります。それを2、3文にまとめるのは難しいですが、私の一番のアドバイスは、質問をして、心を開くことです。もし、わからないことがあれば、100回中99回はエンジニアの人たちが答えてくれるでしょう。バンドのミキシングを生業としている人で、おしゃべりが嫌いな人、次の世代のエンジニアに知識を教えたがらない人は、あまり会ったことがないですね。

ギターキャビネットの「リファレンスマイク」について、何人の新進気鋭の人から質問があったかわかりません。Earthworksマイクの技術的な側面について説明するのですが、簡単なウェブ検索の後、別の意見を言うエンジニアも少なくありません。目で聞く人もいるので、それは変えられないこともあるのでしょう。そして、すべての間違いは学びの機会であるべきです。この業界の優秀な人材に共通しているのは、「すべてを知っているわけではない」ということです。誰もがどこかでスタートし、その過程でたくさんの失敗をしたのです。

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