INSPIRATIONAL MULTI-LAYER MODULAR
高性能、高い操作性
Hyperionシンセは、モジュラーパッチングを親しみやすく、簡単に行えるようにしながら、サウンドの柔軟性を念頭に置いて設計されています。
効率的な処理により、最大10層までの複雑なサウンドパッチを重ねることができます。これらのパッチは、マクロコントロールによって一体となって影響を受けるだけでなく、モジュレーションデータやAUXバスオーディオを相互に送信することもできます。
ポリフォニック・モジュラー・パッチを様々な合成方法で素早くレイヤー、スプリットし、レイヤーごとにコード、アルペジオ、バス・エフェクトをかけることができるので、あらゆるジャンルの音楽プロデューサーにとって音楽のインスピレーションの源となります。
マルチレイヤーのサウンドデザインは「コンビ」パッチとして保存、呼び出しが可能。
また、カテゴリーやオーサーフィルターを使ったパッチブラウジングや、フォルダーの素早い切り替えにより、サウンドを素早く取り出すことができます。
繊細なコントロール
Hyperionは、レイヤーごとのポリフォニー、ピッチベンドレンジ、ポルタメントスピード、ピッチランダム化とドリフトデプス、カスタムピッチスロープ(ポジティブまたはネガティブ)、モノフォニックリトライグオプション、ボイストリガーオプションなど、レイヤーごとのノートハンドリングオプションを備えています。
レイヤーごとのノード数に制限はなく、ターゲットのモジュレーション入力ピンごとに最大16のモジュレーションソースをミックスできます。
ボイスごとのデータバーやデータスコープのトレースビュー、ボイスごとのテキスト値のグラフやボイスごとのデータスコープのトレースビューアのノードでは、複雑なパッチデザインの理解や調整を容易にするために、データ変調ミックスのアニメーションが表示されます。
マルチシンセタイプ
クラシックなモノラルとステレオの「デジタル」と「バーチャル・アナログ」オシレーターは、モノラルまたはステレオのユニゾン・デチューンとウェーブ・シェイピングにより、基本的なウェーブ・フォームからサウンド・キャラクターを劇的に変化させることができます。
12種類のアルゴリズムとマルチオペレーター出力ミックスを備えた、使いやすい4オペレーターFM(フィードバック付き位相変調)、便利なモジュレーションとオペレーターの比率をあらかじめ選択し、マスター・モジュレーション・デプスをコントロール。
最大32ステップのオシレータ設定(ピッチオフセット、波形、波形の深さ、ユニゾンデチューン、バランス、レベルを含む)が可能なウェーブシーケンスオシレータと、ウェーブシーケンスのポジションモジュレーションによるスムーズなクロスフェード。
4オペレーターFMウェーブシーケンサー - 従来のオシレーターウェーブシーケンサーと同じ機能を持ちながら、4オペレーターFM構成のシーケンスが可能(保存・読み込み機能もあり)。
- ダンピング、ディストーション、ステレオユニゾンデチューンを備えた弦楽器モデル
- フィジカルモデリングのフルートオシレーター(スムーズなノート/パイプ構成の移行が可能)
- シングルサイクルの波形をループさせてオシレータの音色を作ることができるループ機能付きサンプル再生
- マルチサンプル(サウンドフォント)オシレーターで、sfz/sf2ファイルの読み込みが可能
インスピレーションに満ちたサウンドプロセッシング
- ロー/ハイ/バンド/ノッチ、カットオフ&レゾナンス、スロープ/デプス、ステレオオフセット、サチュレーションコントロールなど、複数のフィルタータイプを用意
- ディストーション、チューブレゾネーター、リングモジュレーター、ビットクラッシャー
トゥルーステレオ・バス・エフェクト
- 3種類のリバーブ。ミディアム、ラージ(モジュレーションとプリディレイ付き)、ヒュージ(サイズ、ダンピング、トーン、幅のコントロール付き)
- コーラス、フランジャー、トレモロ
- ステレオフィルター:あらゆるタイプのフィルターを搭載
- ディストーション/EQedディストーション
- 3バンドEQ
- チューブレゾネーター、リングモジュレーション、ビットクラッシャー、ピッチシフター
- ステレオエコー(クロスフィードバック、L/Rディレイオフセット、ダンピングコントロール付き
- グラニュレーター(発光率、サイズ、ウィンドウ、再生速度、ミックスのコントロールが可能)
- FXバスの送受信(クロスレイヤー)
豊富なコントロール・データ生成オプション
- プリディレイと複数のトリガーオプションを備えたADSR、ルーピングエンベロープ、ワンショットモードを備えたLFO、ビートシンクとスタートフェーズコントロール
- マクロデータの送受信(全レイヤーに同時適用)
- 選択されたチャンネルでのMIDIデータ/ノートの送信/受信
- Internal MIDIチャンネルを使ったレイヤー間のコントロールデータの送信
- データスムージング、バイナリロジック、数式評価、ステップシーケンス、データレンジマッパー、スケールマッピング、イベントトリガー、ゾーントリガー、MIDIデータトリガーなどのデータ処理および生成ノードのスイート
- MIDI ccコントロールデータとノートを外部に送信:16のMIDIチャンネルで他のシンセやエフェクトを駆動
ブラウジング
カテゴリーやインストゥメントタイプでフィリタリングできるマルチフォルダのブラウジング
マクロコントロール
MIDIコントローラーやDAWのオートメーションにアサインできる8つのマクロコントロール
カラーコーディング
色分けとピン情報の強調表示、有効なターゲットピンの強調表示、オンデマンドのノード情報によるヘルプの提供
サイズ変更可能なGUI
パッチングデザインやコンビ/レイヤーコントロールの編集に集中できる表示/非表示の切り替えが可能な、リサイズ/ズーム可能なGUI