ブーミーな低音や、刺さるような高域をEQで調整するために、元のレコーディングの品質から妥協せざるを得なくなる、そんな経験はないでしょうか。もしくは細かなEQオートメーションを描き込むことで、貴重な時間と自然なサウンドを犠牲にしてしまうことはないでしょうか。それならマルチバンド・コンプレッサーを使えばいいとアドバイスされ、その使いづらさに頭を悩まされたこともあるかもしれませんね。
Oxford Dynamic EQは、最小限のセットアップで必要とされるときにだけ最大限のプロセッシング能力を発揮するツールです。5バンドの究めて音楽的なType-3 EQカーブを備え、さらにオーバーラップさせることもできるため、卓越したコントロールと、Sonnoxの得意とする透明度の高い処理を実現します。個別トラックから楽器のグループ・バス、2バス・トラックまで、幅広い用途に対応します。
Oxford Dynamic EQには、非常にユニークな機能が導入されています。例えば、ドラムやパーカッションに最適な、オンセット(トランジェント)検知によって処理をトリガーするオプション。ミッド-サイド(MS)プロセッシングにより、ボーカル・バスのサイド・チャンネルはそのままにセンターのみを強調したり、ミックス内のセンターにあるベースにフォーカスした処理も可能です。
高い操作性であらゆる空間を生み出すDynamic EQが、ミックス・ツールの力強い援護となることでしょう。
Oxford Dynamic EQ オーディオ・サンプル
Oxford Dynamic EQ製品解説 [英語版]