5種類の精密なアルゴリズムで、手動でのポップノイズやクリック、スクラッチ・ノイズを除去をサポート
Manual Declick IIは、手動でポップノイズやクリック、スクラッチ・ノイズを除去するためのオプションです。長年ノイズ処理の現場で必須アイテムだったManual DeClickがバージョンIIに進化し、編集グループを一度に処理する事が可能になりました。様々なタイプの補間アルゴリズムを装備し、ノイズ除去に絶大な威力を発揮します。
音素材に含まれてしまった瞬間的な損傷を修復するためのツールです。クリックノイズやポップノイズの除去に威力を発揮します。5種類の補間アルゴリズムを使って、様々なタイプのノイズ除去を行います。
通常のDAWの「ペンシル」ツールが時間軸上の編集のみを行うのに対し、オーディオ信号に含まれる不規則なノイズ成分を分析し、分析した情報にも基づいて補間を行います。補間したオーディオデータをオリジナルデータと入れ替えてノイズ除去を行います。
Manual DeClick IIには、5種類の補間アルゴリズムが用意されています。
- Type A Pitched Interpolator:位置、周波数の特定できる素材
- Type B General Interpolator:周波数を特定しにくいミックス素材
- Type C Pitched Interpolator:位置、周波数の特定できる素材。妥当性検証付き
- Type D DeClicker:周波数の特定できる素材。声に最適化
- Type E DeCrackler:広い帯域の素材。歪の軽減
Type AからDまでのDeClickerアルゴリズムは、トラックの一部の限られた部分に適用することを想定しています。Type E DeCracklerは長尺の素材にも適用できます。補正の度合いは調整可能で、素材に応じて度合いを調整し、いつでもアンドゥでオリジナルの素材に戻すことが可能です。