限りなく正確なヘッドフォン・キャリブレーション
配置する部屋の環境がモニター・スピーカーへ影響を与えるのと同じく、ヘッドフォンもそれぞれのメーカーや型式独自の特性をもち、再現されるサウンドは着用するヘッドフォンによって変わってしまいます。そこでSoundID Reference for Headphonesは、ヘッドフォンのキャリブレーションを行うことで、他のヘッドフォンやモニター・スピーカーを使っての再生との親和性を飛躍的に向上させます。
500種類以上のヘッドフォン・プロファイル
SoundID Reference for Headphones は測定用ソフトウェアと、DAW側で起動するキャリブレーション・プラグインで構成。Sonarworks本社で測定された各社のヘッドフォンのデータを元に、お使いのヘッドフォンをフラットな特性にキャリブレーションします。 Sonarworksが保有するヘッドフォンの測定データは、500種類を超え、各ヘッドフォンの測定において、同じ型式を複数ユニット測定することで、より正確な測定プロファイルを提供します。
お使いのヘッドフォンがSonarworksのリストにない場合は、こちらからお使いのヘッドフォンモデルの測定リクエストを出すことができます(外部サイト:www.sonarworks.com)。
主な特徴
DAWプラグイン
SoundID Referenceはゼロレイテンシー処理を搭載しているので、レコーディング、プロデュース、ミキシング、マスタリング中でも使用できます。プラグインは様々なフォーマット(AU、AAX Native、RTAS、VST)に対応しているので、あらゆる主要なDAWで動作します。
YouTubeやiTunes、Netflixも補正
SooundID ReferenceはDAW上のプラグインでも使用できる上、PCシステム全体でのオーディオをキャリブレーションも可能。iTunesやYouTube、ウェブブラウザ、その他のソフトウェアを使用する際にも、フラットで正確なサウンドを楽しむことができます。
※ Mac環境とあわせて、Windows環境でもSoundID Referenceから提供された新しいドライバーにより、ニアゼロ・レイテンシーにてご利用いただけます。
作業環境が変わっても、Referenceは変わらない
レコーディングスタジオから自宅での作業など、異なる作業環境を移動していても、SoundID Referenceを使うことで、いつでもどこでもフラットで正確なサウンドを聞くことができます。
SoundID Referenceには複数のデバイスを登録できるため、スタジオと自宅の設定をクリックひとつで切り替えが可能です。
フラットに補正、さらにカスタマイズ
Target Mode
新しいSoundID Referenceはフラットに部屋の音場特性の補正を行った上で、さらに、好みの音場環境の調整が可能になりました。フラット特性のカーブに任意の周波数ポイントでブースト、カットの処理が可能です。そしてカスタマイズした周波数特性は自身のプリセットとして保存が可能。フラットな環境と比較することもかんたんに行えます。
複数のスピーカー環境をシミュレーション可能
Translation Check
ミックスを行う場合、様々なリスナーの聞く環境を考慮した調整が必要になります。「Translation Check」は車のステレオやイヤフォンのモデル、さらにはテレビで聞いた場合までを再現し、様々な音響環境を想定したチェックが可能です。「Translation Check」の機能は使用しているヘッドフォンやスピーカーをキャリブレーションした上で適用することができるため、ヘッドフォンやスピーカーの特性に依存しないでサウンドチェックができます。