制御不能なまでに暴れる=ドリフトするシンセが生み出す、唯一無二のサウンド
driftbox Sは、100%アナログコンポーネントで構成されたシンセサイザーです。その名前は、暴れる、制御不能な動きをする、を意味するシンセサイザー・ギークのスラング、”drift"に由来します。
コンパクトなパネルに配置された11個のノブと2VCO、VCFによるクロスモジュレーション、フィルターにはrev.2からラダー・フィルターを採用。そしてオシレーターのピッチ、フィルターのカットオフを同時にコントロールできるDRIFTジョイスティックが、他のシンセサイザーでは決して作り出せない、複雑かつ鮮烈なサウンドを生み出します。
ノイズジェネレーターも搭載し、空気感のあるサウンドやVCFに外部音声を入力して加工したり、CV (V/Oct)信号入力で、デュアルボイス・シンセサイザーとしてスケール演奏することも可能です。
綺麗でそつのない、万能なシンセサイザーが必要な方に本製品はお薦めしません。しかし、今まで聴いたこともない、もっと自由なサウンドをお探しなら、driftbox Sはその想像を遥かに上回ることでしょう。
driftbox”クロスモジュレーション”の動作原理
driftboxはVCO1、VCO2によるクロスモジュレーションとVCFの変調という、3ブロックで構成されます。可聴域の周波数によるVCO同士の変調=FM変調だけでなく、VCFを発振させて変調することで、より複雑な変化を持ったサウンドを作り出します。