ギターの個性すべてを映す
価値あるトーンを生み出すカスタム・セットアップ
BIASAMP 2は、究極を目指すヴァーチャル・アンプ・デザイナーです。オーセンティックなトーンの再現、真空管アンプだけが持つ質感、部品単位での組合せ、マッチングをしながら、理想のアンプを作り上げることができます。Amp Match機能を利用すれば、実際のハードウェアのトーン、ギター・トラックを複製してしまうことも可能です。ToneCloudにつなげれば、そこにはアーティストやレコーディング・スタジオが手がけた、文字通り数千ものカスタムアンプにアクセスできます。さらにあなた自身が組み上げたカスタム・トーンをクラウドにアップロードすることも出来るのです。
BIAS AMP 2はヴァーチャル・アンプ・デザインの革命であり、スタジオからステージ、そしてまた別の場所へと、どこへでも連れていける、究極のギター・トーンを目指すあなたのためのツールです。
BIAS Amp 2の新機能
夢のアンプを作るために
ダイナミック・トーン・エンジン
BIAS Amp 2の制作のため、多くのアーティスト、エンジニア、レコーディングスタジオの協力のもと、すでに十分とも言えるオーセンティックなBIAS Ampのアンプ回路特性にさらなる改善を施しました。その結果が、タッチ・レスポンスとダイナミクスが大幅に増した、新しい演奏体験です。新しい真空管、トランスによってダイナミックなトーン・コントロールと、完全にリデザインされたスピーカーキャビネット・モジュール、そしてマルチ・マイキング機能。あなたの求めるトーンを、かつて無いほど彼方まで開拓できるツールとして完成しています。
BIASとCELESTIONの出会い
スピーカーについていえば、CELESTIONこそロック史上もっとも信頼のあるブランドでしょう。彼らの作り出すドライバーは、他のメーカーと比較にならないほど、数多くのクラシックな名曲に使われてきました。そのインパルス応答性は、ピート・ソーン、スコット・ヘンダーソンからジョージ・リンチまで、幅広いギタリストたちの愛されてきました。CELESTIONをパートナーとして迎えたことで、そのIRをかつてなく簡単に利用することが出来るようになりました。個別のファイルを読み込む必要はありません!CELESTIONカスタム・キャビネットを選択し、マイクをお気に入りの場所に設置すれば、あとはすべてBIAS Amp 2が引き受けます。
リデザインされたアンプ・パック
BIAS Amp内蔵のアンプ・パックに加え、BIAS Amp 2では、二つの新しいアンプ・パックが追加、音響のパレットをかつてなく広げてくれます。Bluesは粘りのあるクリーンなミッド・ゲインのアンプを集めました。Bassはベース専用のアンプとスピーカーキャビネットを収録しています。すべてのカスタム・コンポーネントのオプションを含めれば、文字通り数千にのぼるカスタム・アンプを指先で操ることができます。ここまで可能なものは他にないでしょう!
絢爛のリバーブ
BIAS Amp 2には、9種類のリバーブが収録されています。巨大なホールから親密感の溢れるルームまで、リバーブのすべてのキャラクターをコントロールすることが可能です。異なるリバーブ・タイプ、豊富なフィルタリング、そしてサチュレーション・オプション。BIAS Amp 2がお求めのリバーブをすべてカバーします。
新しいAMP Match
オリジナルのAMP Matchは、マイキングされたリファレンス・アンプのトーンにサウンドを適合させるための機能として登場しました。しかしBIAS Amp 2において、この機能はさらなる向上を果たしています。たとえばより簡単に、オーディオ・ファイルの読み込みでマッチングが可能になっただけでなく!もしアンプの調整にそれほど馴染みがないのであれば、AMP Matchにその回路を推測させることもできます。スキル・レベルによらず、より速くそしてより良い結果を得ることができ、理想のトーンへの近道となることでしょう。
一層際立つオーセンティックさ
AMP Matchは、選択されたBIASのアンプモデル、ターゲットとなる真空管アンプ、キャビネット、マイクといった要素を、数多くのテクノロジーを根底に活用し解析・比較します。次にトーン全体の比較と必要となる強調を加え、アンプモデルのサウンドをターゲットとなる真空管アンプに限りなく近づくようマッチングを行います。
100種類以上のAMP Matchプリセット、ディテールまでも余さず
もしハードウェア・アンプのマッチングに興味がなくとも、AMP Matchによる強力なアドバンテージを利用することができます。Positive GridのToneCloudには、いつでもアクセスして楽しめるよう100を超えるカスタムAMP Matchプリセットが用意されています。そのほか、世界中のアーティスト、レコーディング・スタジオ、ギタリストにより数千にのぼるプリセットも、もちろん利用可能です。
TONECLOUD
カスタム・トーンをダウンロード・共有
Positive GridのToneCloudは、単なるカスタム・アンプの貯蔵庫ではありません。これは世界中のミュージシャンたちが集うオンライン・コミュニティであり、だれもが新しいトーンを共有したり、議論し合うことのできる場所です。アーティスト、レコーディング・スタジオ、そしてあなたと同じギタリスト達が数千にのぼるカスタム・アンプをアップロードしています。アーティストによるシグネチャー・アンプや、ギター仲間が作成した最新の人気マッチ・アンプをダウンロードすることができます。
世界でも類のない広大さ
プロの手によるトーン・ライブラリ
BIAS Amp 2から生み出せるギター・トーンの可能性は、ほぼ無限であるといっても過言ではありません。多彩なジャンルにわたる100以上もの新しいカスタム・アンプも収録します。。アーティストによるシグネチャー・アンプや、ギター仲間が作成した最新の人気マッチ・アンプをダウンロードする。どんな音楽を演奏していても、どんなトーンをお探しでも、ToneCloudならきっと目的のものが見つかるはずです。
BIAS FXとの統合
BIAS Ampは、兄弟とも言えるPositive Gridのフラッグシップ・アンプ-エフェクト・プロセッシング・ソフトウェア、BIAS FXとダイレクトに統合できるようデザインされています。BIAS Amp 2で作成したカスタム・アンプは、自動的にお持ちのBIAS FXでも利用できるようになります。理想のトーン完成への土台となることでしょう。自分の演奏にピッタリと合うBIAS Amp 2のアンプから始め、BIAS FXでさらにペダルやラック・エフェクトを追加する。このシームレスかつ革新的なワークフローが、あなた自身のシグネチャー・トーンの作成をかつてなく簡単にしてくれるはずです。
アーティスト・ヴォイス
大村真司
BIAS Amp 2.0
「BIAS AmpはV1のころから使わせてもらっていて、もちろん2にもアップグレードしました。
自分がもっとも注目したのは、新たにベースアンプが追加されていること、そしてトランス部分のカスタマイズがさらにディープに進化していることでした。
様々なアンプシミュレータがある中で、トランスのチョイスができるものは他になく、本当に面白い部分だと思います。2になって新たなコンポーネントも追加されていますが、V1からある”FAT"タイプのトランスがやっぱり良いです。名前の通り太い出音が魅力で、自分的にはかなり好み。これに好みのプリアンプやパワーアンプを組み合わせると、さらにもう一歩色付けができて面白い。
ベースアンプはV1からあったけど、V2でカスタマイズできるコンポーネントが増えて嬉しかったことと同時に、PositiveGridが作るのだからという期待もしていました。期待通り、とても素直でベースらしい音色で、最近ベースを録るときのファーストチョイスになっていますね。
最後にもう1つ、BIAS Amp 2のElite版のみに追加されているCelestionスピーカーのコラボレーションモデルもいい。Celestionが搭載されているキャビをいくつも使ってきましたが、実機に近い。キャビネットエミュレーション部分がV1から大幅に音質向上をしていて良かった。僕はBIASと良い出会い方をして今も気に入って現場で使っているので、将来のV3、V4と「これから」にも期待しています。」
R・O・N(STEREO DIVE FOUNDATION)
BIAS Amp 2.0
"パッとギターを接続して感じたことは、ミッドからローの表現が非常に気持ちいいこと。各ノブのレスポンスもよく、ダイナミックに変化が得られる印象です。インターフェイスもユーザーフレンドリーで、パラメータもわかりやすいものばかりだったので、好みのサウンドに到達するまでのステップがかなり少なくて済むのではないでしょうか。V1と比較しても真空管の種類が増え、サウンドメイクの選択肢が広がって嬉しいですね。また、Bass Packが非常によかった。今後のベースはこれで行きたいと思っています。お気に入りのIRデータも使用できるし、Elite版は上質なCelestionスピーカーのIRも付属してくるので、せっかくならEliteで使ってみてほしいですね。"
福冨博 – Guitarist/Composer
BIAS Amp 2.0
「ジャズではクリーンサウンドで演奏することが多いのですが、個人的にアンプシミュレータのクリーンサウンドには残念な感想を持つことが多く、真空管から出てくる「艶」のような部分を感じられるものは今までありませんでしたが、BIAS Amp 2で最初にクリーンプリセットを試したとき、そのまま使えると感じさせてくれる音が出てきたことに驚きました。艶がしっかり感じられます。クリーンのあとに歪み系のプリセットも試し、それぞれに個性がありいい印象でした。
キャビネットエミュレーションとマイクモデリングの部分も特筆すべきポイントですね。2本のマイクをミックスすることで自由度の高さはもちろん、サウンドバリエーションも広く、音に厚みを持たせることができます。今回はクリーントーンを中心に試しましたが、キャビネットはEliteに付属してくるCelestionのG12-65が好みです。
アンプ自体をカスタマイズするというコンセプト自体がとても魅力的ですが、深くカスタマイズしなくてもこれだけの音で録れるのであれば、基本のアンプサウンドはBIAS Amp 2だけで完結できそうです。爆音を出さなければ自宅でもアンプレコーディングできる環境はあるのですが、今までシミュレータで満足できなかったクリーントーンもBIAS Amp 2でいけそうですね。隅々までチェックしきれていないので、これから時間をかけて可能性を探ってみたいと思わせる製品です。」
須藤 憲太郎(Rhythmic Toy World)
BIAS Amp 2.0
"正直なところ、ベーシストとして今までのアンプシミュレーターに満足できたことがなく、プリプロぐらいでしか使う機会がありませんでしたが、BIAS Amp 2を使ってみて、出音のよさ、ベースらしいふくよかさ、立体感、繊細な表現力まで、全てが素晴らしく驚きました。「今までのアンプシミュレータはなんだったんだ?」というのが率直な第一印象です。
一般的なアンプシミュレータではアンプとキャビネットの組み合わせ程度しか調整ができませんが、プリ管、パワー管の種類、それらで得る歪みの質、そしてトランスなども変更ができ、さらに細やかなパーツまでセレクトできます。特に気に入ったのがトランスのセクションで、ここを変えただけでこんなにもバリエーションが得られるのか!と衝撃を受けました。
僕が気に入っている組み合わせはプリアンプの1st Stage Tubeを12AX7に、2nd Stage Tubeを12BH7に。パワー管をEL84にして、トランスの整流管をGZ34、Fat Styleのトランスにしたもの。ブーミーで歪みすぎくらいの感じに仕上がりますが、他の楽器隊と合わせたときにベースがいい位置に収まり、混ざりもよいので気に入っています。
使い始めてまだ日も浅いのですが、BIAS Amp 2はもう僕の楽曲制作になくてはならないツールになりました。音作りの探究心がくすぐられてしまいますね。音もいいし、研究のしがいがあります。まだリーチしていない未知なる組み合わせがあるかと思うと、楽しみでしかたありませんね。自分たちでレコーディングや制作を行っている人たちのサウンドクオリティ向上に是非、試してみてほしいですね。無限の可能性があるツールです。"
Yoma ( The Winking Owl )
BIAS Amp 2.0
"バージョン1の頃からBIAS Ampを使っていますが、BIAS Amp 2を試した第一印象は「空気感が非常にリアル」でした。ちょうどバンドの制作中でもあったので試してみましたが、オケと混ざったときの馴染みもいい。バージョン1の頃に感じていた不満がこの馴染みの部分だったのですが、BIAS Amp 2では実際のアンプを鳴らしているときに感じる空気感が感じられるからこそ、自然な馴染みを感じられるのだなと気がつきました。
細かいパーツセレクトやカスタマイズがBIAS Amp 2の魅力なのかもしれませんが「とりあえずギターを繋いでパッと音を鳴らす」だけでしっくりきたんですよ。これって自分にとってはとても大事なことで、最初に音を出したときにしっくりこない機材は、どんなに細かい調整をしてもなにか「違う」と思ってしまうことが多い。特にデモの制作時などは、音作りに時間をかけるよりも曲作りに集中したいこともあって、素早く音が作れるツールの方が重要。BIAS Amp 2は求める音に素早く到達できますね。
もちろん細かい部分まで作り込めることも魅力的で、僕のお気に入りはVH-4タイプのプリアンプ、パワー管にEL34、そしてキャビにCelestionの4x12 Vintage30の組み合わせ。ディストーションのバッキングを弾く時に一番使いました。ハイゲインでもシングルコイルのギターを使うことが多いのですが、この組みあわせはパワーもありつつ、レスポンスも良くて気に入っています。CelestionのキャビネットIRが素晴らしいので、ぜひBIAS Amp 2 Elite版で使ってもらいたいですね。
BIASシリーズっていろんな機能があって、なんだか難しそうと思っている人も多いかもしれませんが、何も考えずまずギターをインプットして演奏してみてほしい。最初の1音を出した瞬間に、きっとBIASの魅力がわかるはずです。"
ラインナップ
BIAS AMP 2
Standard
おどろくほどにオーセンティックなトーンを作成、自在に調整・完全にカスタマイズ可能
新機能
- 新しいダイナミック・トーンエンジン
- 新しいプリアンプ、パワーアンプ
- 新しいトーン・スタックとトランス
- 新しいキャビネットモジュールとデュアル・マイキング
- 新しい真空管キャビネットとマイク・オプション
- 新しいRTA EQ
- 新しいユーザー・インターフェイス
BIAS AMP 2
Professional
新しいAmp Matchテクノロジーで、より深いトーン・シェイプ機能を利用可能
Standardの機能に加えて:
- 新しいAmp Match機能
- 100種類もの新しいAmp Matchプリセット
- Blues Expansion Pack
- Bass Expansion Pack
- 新しいIRローダー・ファイルマネージャー
BIAS AMP 2
Elite
あらゆる見識、ギターアンプの究極を目指すテクノロジー
Professionalの全機能。さらに15種類の公式ライセンスされたCelestion IRファイル:
- Celestion Vintage 30
- Celestion Blue
- Celestion G12H Anniversary
- Celestion G12-65
- Celestion G12M Greenback